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スライド作成AI比較11選|無料枠と書き出し形式で選ぶ

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スライド作成AIは目的で選ぶのが近道です。PowerPointで社内の人が直し続けるならMicrosoft Copilot、無料で見栄えのよい資料を試すならCanva、日本語の提案書を国産ツールで作るならイルシル、営業資料やSNS画像を「1枚絵」で量産するならドヤスライドが候補です。
この記事では、スライド作成AI 11ツールの無料枠・有料の最安価格・書き出し形式を、各社の公式ページで2026年10月6日に確認した範囲だけでまとめました。上位の比較記事にはない「生成後に誰がどこで直すか」「1枚あたりの費用」という2つの判断軸と、株式会社スリスタの独自調査(n=400)のデータ、社内稟議にそのまま貼れる選定チェックリストも載せています。なお、比較対象のうちドヤスライドは本メディアの運営会社(株式会社スリスタ)の自社サービスです。
30秒で分かる結論
スライド作成AIの差は「文章の上手さ」よりも、無料枠の数え方(回数・枚数・クレジット)と書き出し形式(PPTX・PDF・画像)に出ます。
生成後にPowerPointで文字や数字を直す運用なら、PPTXで書き出せるツール(Copilot、Canva、Gamma、イルシルなど)を選びます。
Microsoft 365を使っている会社はCopilot、Google Workspace(Business Standard以上)を使っている会社はGemini in Googleスライドが、追加の契約なしで始めやすい選択肢です。
日本語の提案書を国産ツールで作りたいならイルシル(パーソナル 月額1,848円・税込)。
調べものから資料までまとめて任せたいならGenspark、手元のPDFや議事録を材料にするならNotebookLM、図解だけ欲しいならNapkin AIが向いています。
見栄え重視の営業資料・SNSカルーセル画像を、デザイナーなしで量産したいならドヤスライド(無料:月3プロジェクト/20枚まで)。ただしPPTX書き出しには対応していません。
どのツールでも、出力は下書きとして扱い、数字・固有名詞・出典は人が確認してから提出します。
スライド作成AIとは?何がどこまで自動になるのか
スライド作成AIは、テーマや文章を入力すると、構成・本文・レイアウトまでをまとめて生成するツールです。ただし「どこまで自動になるか」はツールの型によって大きく違います。
スライド専用型(Gamma、イルシル、Canvaなど):構成からデザインまで1つの画面で作り、PPTXやPDFで書き出します。
オフィス統合型(Microsoft Copilot、Gemini in Googleスライド):普段使っているPowerPointやGoogleスライドの中で、AIが下書きや編集を手伝います。
エージェント型・ソース活用型(Genspark、NotebookLMなど):調べもの・要約・スライド化をひと続きで進めたり、手元の資料を材料にスライドを作ったりします。
画像生成型(ドヤスライドなど):各ページを1枚の画像として描くため、見た目の統一感が出やすい一方、文字の直接編集はできません。
汎用対話AI(Claude、ChatGPT):構成案や原稿づくりが得意で、Claudeは有料プランでスライド作成機能が使えます。
導入のメリットは、白紙から構成を考える時間と、体裁をそろえる時間が減ることです。一方で、AIの出力には誤った数字や存在しない情報が混じることがあるため、作業時間の短縮と同時に確認の工程を設計しておく必要があります。
スライド作成AI 11ツールの比較一覧(2026年10月6日確認)
以下は、各社の公式ページで2026年10月6日に確認できた情報です。比較サイトからの転記はしていません。また、編集部は各ツールを実機で使い比べた検証はしていないため、使用感の評価ではなく「選ぶための判断材料」をそろえています。公式ページで確認できなかった項目は「公式サイトで要確認」と書いています。料金や無料枠は頻繁に変わるため、契約前に必ずリンク先の公式ページを確認してください。各ツールとも「向いている会社/無料枠/有料の最安価格/特徴/弱点」の順でそろえています。
Microsoft Copilot(PowerPoint)
向いている会社:すでにMicrosoft 365でPowerPointを使っていて、社内のテンプレートや既存資料の中でAIを使いたい会社。
無料枠:個人向けプランは1か月の無料試用あり(Microsoft公式)。
有料の最安価格:個人向けMicrosoft 365 Personalが月額2,130円/年額21,300円(ページ上に税込・税抜の表記なし、2026年10月6日確認)。法人向けMicrosoft 365 Copilotの価格は公式サイトで要確認。
特徴:PowerPointの中でCopilotにプロンプトを入れると、対象読者や画像のスタイルを確認したうえでアウトラインを作り、チャットで修正を続けられます(Microsoftサポート)。最初からPPTXなので、社内の人がそのまま直せます。
弱点:プロンプトから作るときの出力言語は一度に1つです(同サポートページ)。デザインの華やかさよりも、既存のPowerPoint資料との整合が強みのツールです。
Gemini in Googleスライド
向いている会社:Google Workspaceを使っていて、Googleスライド上で共同編集している会社。
無料枠:Workspaceの試用で確認可能。Gemini in GoogleスライドはBusiness Starterでは非対応で、Business Standard以上で利用できます(Google Workspace公式)。
有料の最安価格:Business Standardが1ユーザーあたり月額1,600円(税別・年間プランの表示、2026年10月6日確認)。期間限定の割引表示があります。
特徴:公式ページでは「Gemini in Google スライド - AI 画像で優れたプレゼンテーションを作成」と案内されています。Googleスライドの共同編集の流れを崩さずに使えます。
弱点:Business Starterでは使えないため、最安プランの会社はプラン変更が必要です。PowerPoint中心の会社では書き出し後の体裁確認が必要です。
GeminiアプリのCanvasでスライドを作る手順と、エクスポートできないときの対処はGeminiでスライド作成する方法、Nano Bananaで1枚ずつ画像としてスライドを作る方法と編集できないときの対処はNano Bananaでスライド作成する方法で解説しています。
NotebookLM(Gemini Notebook)
向いている会社:手元のPDF・議事録・調査メモなど、自社の資料を材料にしてスライドの下書きを作りたい会社。
無料枠:公式サイトで要確認。スライド資料の機能は現時点で18歳以上のユーザーのみが対象です(NotebookLMヘルプ)。
有料の最安価格:公式サイトで要確認。
特徴:ノートブックにアップロードしたソースから「スライド資料」を生成し、形式・言語・長さを指定できます。PDFとPowerPoint(.pptx)でダウンロードできます(同ヘルプ)。ヘルプページには「Gemini Notebook」という名称も併記されています。
弱点:材料にしたソースをもとに作る道具のため、社内テンプレートへの合わせ込みなどデザイン面の自由度は公式サイトで要確認です。ソースに社外秘を含める場合は、先に社内ルールを確認してください。
関連:NotebookLMでスライドを作る手順、改訂での直し方、9月2日からの上限は、NotebookLMのスライド作成|上限・編集・プロンプトで詳しく解説しています。
Canva(Canva AI)
向いている会社:デザイン素材やテンプレートを使って、見栄えのよい資料を少人数で作りたい会社。
無料枠:無料版でも利用可能。標準モデル最大200回、高品質モデル最大20回(Canva公式 スライド作成AI)。
有料の最安価格:Canvaプロが1人あたり年額11,800円(ページ上に税込・税抜の表記なし、Canva料金ページ、2026年10月6日確認)。
特徴:テーマや文章を入れると、構成・文章・デザインを生成します。完成した資料はPPTX形式でダウンロードできます。
弱点:素材が豊富なぶん、社内でデザインのルールを決めないと資料ごとに見た目がばらつきます。AI利用には回数の上限があります。
Gamma
向いている会社:短時間でWeb共有型のプレゼンを作り、必要に応じてPPTXやPDFに書き出したい会社。
無料枠:新規の無料ユーザーは登録時に400クレジット。無料プランのクレジットは補充されません(Gammaヘルプ)。
有料の最安価格:Plusが年払いで月あたり1,440円(年17,280円)、Proが年払いで月あたり2,500円(年30,000円)。料金ページには「地域によっては価格に税金が加算される場合があります」とあります(Gamma料金ページ、2026年10月6日確認)。有料プランはクレジットが毎月補充され、Plusは毎月1,000クレジット・1回の指示で最大100枚まで作れます。無料プランは1回の指示で最大10枚です。
特徴:PDF・PNG・PowerPoint(PPTX)で書き出せ、Googleスライドへは書き出したPPTXをアップロードして移します(Gammaヘルプ)。
弱点:公式ヘルプに「書き出したPDFやPowerPointが画面の見た目と一致しない」場合の解説ページがあり、書き出し後の体裁確認が前提です。
イルシル
向いている会社:日本語の提案書や社内資料を、国産サービスで作りたい会社。
無料枠:フリープランで資料3個まで、AIデザイン生成 月3枚。外部データ出力(PDF・PowerPoint)は無料プランでは不可(イルシル公式)。
有料の最安価格:パーソナル 月額1,848円(税込、2026年10月6日確認)。AIデザイン生成は月40枚。
特徴:3,000種類以上のテンプレート、PPTX出力、PDF・画像の参照機能(パーソナル以上)。公式FAQで商用利用できると明記されています。
弱点:対応ブラウザはGoogle ChromeとMicrosoft Edgeで、Safariは非対応です。無料プランでは書き出しができないため、提出用に使うなら有料が前提です。
Genspark
向いている会社:調べもの・要約からスライド化までを1つの流れで進めたい会社。
無料枠:1日100クレジット(生涯の上限あり)。無料プランはAIモデルとエージェントの利用が限定的です(Gensparkヘルプ)。
有料の最安価格:Plusが月額24.99ドル(月払い)、年払いなら月19.99ドル相当(年239.99ドル)。税の扱いは公式サイトで要確認(2026年10月6日確認)。
特徴:PlusとProではAI Slidesを全面的に使えます。リサーチ結果をそのまま資料の材料にできるのが強みです。
弱点:クレジット制のため、1本の資料に何クレジット使うかは作業内容で変わり、事前に費用を読みにくい点に注意が必要です。
Napkin AI
向いている会社:スライド全体ではなく、文章を図解・ビジュアルに変える作業を効率化したい会社。
無料枠:週500 AIクレジット。PNG・PDFで書き出し可能(Napkin AI公式)。
有料の最安価格:Plusが月額9ドル(年払いで25%割引の表示あり)。税の扱いは公式サイトで要確認(2026年10月6日確認)。
特徴:テキストから図解を作る機能が中心。Plus以上でPPTとSVGの書き出しが無制限になります。
弱点:日本語での出力品質は公式サイトで要確認。資料全体の構成づくりは別のツールと組み合わせる前提です。
Claude
向いている会社:構成や原稿を深く作り込み、提案の筋を固めてから資料にしたい会社。
無料枠:無料プランでもチャットとArtifactsは使えますが、「Claude Design, Slides, Docs」は無料プランでは対象外です(Claude公式 料金)。
有料の最安価格:Proが月額20ドル(月払い)、年払いなら月17ドル相当。表示価格は税抜(2026年10月6日確認)。
特徴:長文の材料を整理して、構成→原稿→スライドの順に作れます。Pro以上ではClaude for Microsoft 365も使えます。
弱点:使い方を覚える工程が必要で、プロンプトの出し方で品質が変わります。具体的な手順はClaudeで資料作成する手順の記事にまとめています。
ChatGPT
向いている会社:すでに社内でChatGPTを使っていて、構成案や原稿の下書きに使いたい会社。
無料枠:無料プランあり(機能と利用回数に上限があります)。
有料の最安価格:ChatGPT Goが月8米ドル、ChatGPT Plusが月20米ドル、Proは月100米ドルから(OpenAIヘルプ・料金ページ、2026年10月6日確認。税の扱いは地域により異なります)。
特徴:株式会社スリスタの調査では業務で最も使われている生成AIです(後述)。構成案・見出し・話す原稿づくりの起点として使いやすいツールです。
弱点:スライドファイルを直接作れる範囲は公式サイトで要確認。デザインまで仕上げるなら、スライド専用ツールと組み合わせる前提になります。
関連:ChatGPTの新モデルGPT-6 Astraで資料を作る手順と、プラン別に使える範囲は、GPT-6 Astraで資料作成|パワポの作り方と料金・注意点で詳しく解説しています。
ドヤスライド
向いている会社:デザイナーがいない少人数の会社で、映える営業資料・提案資料・SNSカルーセル画像を量産したい会社。
無料枠:月3プロジェクト/20枚まで。クレジットカードの登録は不要(ドヤスライド公式)。
有料の最安価格:プロプラン 月額9,980円(税込、2026年10月6日確認)。月150枚/プロジェクト無制限。1つの契約でドヤAIの全サービスのプロプランが使えます(料金ページ)。
特徴:資料タイプ・枚数・比率・スタイルを選んでテーマを入れると、先に構成を作り、全ページを同じ配色とレイアウト規則で画像として生成します。ページごとに会話で修正し、以前の版へ戻せます。ロゴを全ページに反映できます。
弱点:書き出しはPNG画像のZIPとPDFのみで、PPTXには対応していません。各ページが画像のため、文字や数字をPowerPointで直接直す使い方はできません。公開ページに導入事例の掲載はまだありません。運営会社(株式会社スリスタ)の自社サービスです。
スライド作成AIはどう選ぶ?4つの判断軸
結論から言うと、「生成後に誰がどこで直すか」を最初に決めると、候補は半分以下に絞れます。そのうえで無料枠の数え方、1枚あたりの費用、社内のIT基盤と情報の扱いを確認します。
1. 生成後に誰がどこで直すか(書き出し形式)
上位の比較記事は「PowerPoint出力の可否」を○×で並べるものが多いのですが、実務で効くのは「誰が直すか」です。営業担当が商談のたびに数字や社名を差し替えるなら、PPTXで書き出して社内のPowerPointで直せるツールが必須です。一方、マーケ担当が1回作って配布するホワイトペーパーやSNS画像なら、PDFや画像の書き出しで足ります。
社内の誰かが繰り返し直す:Copilot、Gemini in Googleスライド、PPTX書き出しのあるCanva・Gamma・イルシル・NotebookLM
作った人がツールの中で直す:Genspark、Gamma(Web共有のまま使う場合)
作り直しで直す(画像型):ドヤスライド
画像として生成する方式と、編集できるPPTXを組み立てる方式の違いは、スライド作成ツールをAIで自作した記録で詳しく比べています。
2. 無料枠は「回数」「枚数」「クレジット」のどれで数えるか
「無料あり」と書かれていても、数え方はツールごとに違います。比較するときは単位をそろえて見ます。
回数で数える:Canva(標準モデル最大200回・高品質モデル最大20回)
枚数で数える:イルシル(AIデザイン生成 月3枚)、ドヤスライド(月20枚)
クレジットで数える:Gamma(登録時400・補充なし)、Genspark(1日100・生涯上限あり)、Napkin AI(週500)
クレジット制は作業の重さで消費量が変わるため、「何本作れるか」を事前に言い切れません。社内で試すときは、本番に近い資料を1本作り、残りクレジットを記録しておくと見積もりができます。
3. 1枚あたりの費用で比べる(編集部の計算)
月額だけを比べると、上限枚数の違いが見えません。公式ページで枚数の上限が確認できたツールについて、月額を上限枚数で割った目安を出しました。いずれも2026年10月6日の公式表示をもとにした編集部の計算で、上限まで使い切った場合の下限値です。
イルシル パーソナル:1,848円(税込)÷ AIデザイン生成40枚 = 約46円/枚
ドヤスライド プロプラン:9,980円(税込)÷ 150枚 = 約67円/枚(同じ契約で他のドヤAIサービスも使えます)
Copilot・Gemini・Canvaは回数や利用上限で管理されており、Gamma・Genspark・Napkin AIはクレジット制のため、同じ計算はできません。これらは「すでに契約しているサービスに含まれるか」で判断するのが現実的です。
4. 社内のIT基盤と、入力してよい情報
社内でMicrosoft 365を使っているならCopilot、Google WorkspaceならGeminiが、アカウント管理や権限設定の面で導入しやすくなります。後述の独自調査でも、企業規模が大きいほどCopilotの利用が多い傾向が出ています。あわせて、顧客名や未公開の数字を入力してよいかを社内ルールで決めておきます。商用利用の可否は、イルシルのように公式FAQで明記しているツールもあるため、各社の規約を確認してください。
条件別のおすすめ
ここまでの判断軸を、よくある条件に当てはめるとこうなります。1つの会社で複数の条件に当てはまる場合は、上に書いた条件を優先してください。
PowerPointで社内の人が直し続けるなら
Microsoft 365を契約済みならCopilotが第一候補です。最初からPPTXなので、書き出しや体裁崩れの確認が不要です。Microsoft 365を使っていない会社なら、PPTXで書き出せるCanvaかイルシルを選びます。
Google Workspaceを使っている会社なら
Business Standard以上を契約しているなら、Gemini in Googleスライドから始めるのが手間の少ない方法です。Business Starterの場合はGeminiのスライド機能が対象外のため、Canvaなど別のツールを試すか、プラン変更を検討します。
無料で何本か試してから決めたいなら
回数の多いCanvaの無料版で数本作り、書き出しまで確かめるのが手堅い方法です。Gammaは登録時の400クレジットを使い切ると補充されないため、本命の資料で試す前に操作に慣れておくと無駄がありません。
日本語の提案書を国産ツールで作りたいなら
イルシルが候補です。日本語のテンプレートが多く、パーソナル(月額1,848円・税込)からPPTX出力が使えます。ブラウザはChromeかEdgeが前提です。
調べものから資料まで一気に作りたいなら
Gensparkが向いています。ただし生成された数字や出典は必ず元の情報源で確認してください。リサーチ型のツールほど、もっともらしい誤りが混じったときに気づきにくくなります。
図解だけを作りたいなら
Napkin AIで図解を作り、既存のPowerPointやGoogleスライドに貼る使い方が手軽です。PPTやSVGで書き出すならPlus以上が必要です。
手元の資料(PDF・議事録)からスライドにしたいなら
NotebookLMが向いています。アップロードしたソースを材料にスライド資料を生成し、PDFかPPTXでダウンロードできます。材料の範囲で作るぶん、内容の出どころを追いやすいのが利点です。
社外向けプレゼンで第一印象を重視するなら
デザイン素材の多いCanvaか、レイアウトを自動で整えるGammaが候補です。どちらもPPTXで書き出せるため、仕上げをPowerPointで行うこともできます。営業資料やSNS画像を同じ世界観でそろえて量産したい場合は、次のドヤスライドも選択肢です。
デザイナーがいない少人数の会社で、映える営業資料やSNS画像を量産するなら
この条件ならドヤスライドが候補になります。各ページを同じ配色とレイアウト規則の画像として生成するため、デザインの知識がなくても見た目がそろいます。無料プランで月3プロジェクト/20枚まで試せます。ただし、PPTXでは書き出せず、文字や数字を後から直接直せないため、数字の多い報告資料や、商談ごとに数字を差し替える資料には向きません。その場合はCopilotやイルシルを選んでください。なお、ドヤスライドは運営会社(株式会社スリスタ)の自社サービスです。
Claudeで構成から作り込みたいなら
提案の筋立てを重視するなら、Claude(Pro以上)で構成と原稿を固めてからスライドにする方法があります。手順やプロンプトはClaudeで資料作成する方法、提案書・RFP回答書の作り方はClaudeで提案書を作成する方法で解説しているため、この記事では繰り返しません。広告代理店の提案書に絞ったツール比較は広告代理店の提案書作成ツール比較をご覧ください。
独自調査:職場で使われているAIと、AI資料で起きている事故
株式会社スリスタが全国の会社員400名に実施した調査では、業務でAIを使っている153名のうち、使っているツールはChatGPT 60.8%、Google Gemini 49.7%、Microsoft Copilot 41.8%、Claude 7.8%でした(複数回答)。企業規模別では、大企業(1000名以上)でCopilotが56.3%と最多だった一方、小規模企業(50名未満)ではChatGPTが67.7%で最多でした。スライド作成AIを選ぶときも、社員がすでに使っているAIやオフィス環境に合わせると定着しやすいと考えられます。
出典:株式会社スリスタ『企業の生成AI活用実態調査2026』(n=400、うちAI利用者153名)。詳細は職場の生成AIツールシェア実態2026をご覧ください。
同じ調査で、業務AIの事故・ヒヤリハットを経験した51名に内容を尋ねると、「機密情報・個人情報をAIに入力してしまった」が37.3%、「AIが生成した誤情報をそのまま納品・公開した」が33.3%でした(複数回答)。スライド作成AIは見た目が整うぶん、誤った数字にも説得力が出てしまいます。提出前の確認を工程に組み込んでおくことが欠かせません。
出典:株式会社スリスタ『企業の生成AI活用実態調査2026』(n=400、うち事故・ヒヤリハット経験者51名)。詳細はAI業務利用の事故実態レポートをご覧ください。
スライド作成AIの使い方は?4ステップで進める
どのツールでも、いきなり完成形を求めず「目的→構成→生成→確認」の順に進めると手戻りが減ります。
目的と読み手を1行で決める(例:中小企業の経営者に、導入判断の材料を渡す)。
構成(ページごとの見出し)を先に作らせ、ここで人が承認する。
承認した構成で全ページを生成し、修正はページと対象を指定して依頼する。
書き出した形式(PPTX・PDF・画像)で開き直し、文字化けや体裁崩れ、数字と出典を確認する。
営業資料として商談で使える構成の考え方は、BtoB営業資料の作り方で7パートに分けて解説しています。
動画:スライド作成ツールをClaudeで自作した記録
スライド作成AIの「画像として丸ごと生成する方式」が、どんな割り切りで作られているかを動画で紹介しています。ツール選びで「PPTXで直せること」と「見た目がそろうこと」のどちらを優先するか迷ったときの参考になります。
コピペで使える選定チェックリスト(社内稟議用)
以下は編集部が作成した例です。社内でツールを比較・稟議に回すときに、空欄を埋めて使ってください。
【スライド作成AI 選定チェックリスト】(編集部作成の例)
記入日: 年 月 日 / 記入者:
1. 用途
□ 営業資料(商談ごとに差し替える)
□ 提案書・企画書(1案件ごとに作る)
□ ホワイトペーパー・セミナー資料(作って配布する)
□ SNS用カルーセル画像
□ 社内報告(数字・表が多い)
2. 生成後に誰がどこで直すか
□ 社内の複数人がPowerPointで直す → PPTX書き出し必須
□ 作成者がツール内で直す
□ 作り直しで対応する(画像形式でも可)
3. 社内のIT基盤
□ Microsoft 365(Copilotの契約有無: )
□ Google Workspace(プラン名: )
□ どちらでもない
4. 無料枠での試用結果(候補ごとに記入)
ツール名: / 無料枠の単位(回数・枚数・クレジット):
本番に近い資料1本で消費した量:
書き出し形式と、開き直したときの崩れ:
5. 費用
月額(税込/税抜を明記): 円 / 月の上限枚数: 枚
1枚あたりの目安: 円 / 既存契約に含まれるか:□はい □いいえ
6. 情報の扱い
□ 顧客名・未公開の数字を入力してよいか、社内ルールを確認した
□ 入力データの学習利用の扱いを規約で確認した
□ 生成物の商用利用の可否を規約で確認した
7. 提出前の確認担当
数字・固有名詞・出典の確認者:
最終承認者:よくある質問
Q. スライド作成AIは完全無料で使えますか?
多くのツールに無料枠はありますが、上限や書き出しの制限があるため、業務で継続して使うなら有料が前提です。たとえばCanvaは無料版でAIを回数上限付きで使え、イルシルは無料プランだとPDF・PowerPointへの書き出しができません。Gammaは登録時の400クレジットが補充されない仕組みです(いずれも2026年10月6日の公式表示)。
Q. AIで作ったスライドはPowerPointで編集できますか?
PPTXで書き出せるツールなら編集できます。CopilotはPowerPointの中で作るため最初から編集でき、Canva・Gamma・イルシル(有料プラン)はPPTXで書き出せます。ドヤスライドはPNGとPDFの書き出しのみで、PowerPointでの文字編集はできません。Gammaの公式ヘルプには書き出し後の見た目のずれに関する解説もあるため、開き直して確認してください。
Q. 日本語でスライドを作るなら、どのAIがいいですか?
国産サービスで日本語のテンプレートを重視するならイルシル、普段の業務環境で使うならCopilotやGemini in Googleスライドが候補です。海外製のツールは日本語の出力品質がツールごとに違うため、無料枠で実際の資料を1本作ってから判断するのが確実です。
Q. スライド作成AIに社内の情報を入れても安全ですか?
ツールの規約と社内ルールの両方を確認するまでは、顧客名や未公開の数字は入れないのが安全です。株式会社スリスタの調査(n=400)では、事故・ヒヤリハット経験者51名のうち37.3%が「機密情報・個人情報をAIに入力してしまった」と回答しています。法人向けプランや管理機能の有無も確認してください。
Q. ClaudeやChatGPTだけでスライドは作れますか?
構成と原稿づくりは得意ですが、デザインまで仕上げるならスライド専用ツールと組み合わせるのが現実的です。Claudeは有料プラン(Pro以上)でスライド作成機能が使え、無料プランでは対象外です。ChatGPTでスライドを直接作れる範囲は公式サイトで確認してください。
Q. 営業資料を作るなら、どのスライド作成AIがいいですか?
商談ごとに数字や社名を差し替えるならPPTXで直せるツール、見た目の第一印象を重視して配布するなら画像型のツールが向いています。前者はCopilot・イルシル・Canva、後者はドヤスライドが候補です。
Q. スライド作成AIで作った資料は商用利用できますか?
ツールごとに規約が違うため、各社の利用規約で確認が必要です。イルシルは公式FAQで「商用利用できます」と明記しつつ、イラストやテンプレートをそのまま配布・販売することは禁止しています。
まとめ:先に「誰がどこで直すか」を決めて選ぶ
スライド作成AIは、無料枠の数え方と書き出し形式で使い勝手が大きく変わります。PowerPointで社内の人が直すならCopilotかPPTX書き出しのあるツール、Google WorkspaceならGemini、日本語の提案書を国産で作るならイルシル、調べものから任せるならGensparkが候補です。どのツールでも、出力は下書きとして扱い、数字と出典を人が確認してから提出してください。料金と無料枠は変わりやすいため、契約前にリンク先の公式ページで最新の情報を確認してください。
デザイナーがいなくても、見栄えのそろった営業資料やSNS画像を作りたい場合は、運営会社(株式会社スリスタ)の自社サービスであるドヤスライドも選択肢です。テーマを入れると構成を先に作り、全ページを同じ世界観の画像として生成します。無料プランで月3プロジェクト/20枚まで、クレジットカードの登録なしで試せます。PPTXには対応していないため、編集し続ける資料には上記の他ツールを組み合わせてください。詳しくはドヤスライドの公開ページをご覧ください。

