バナーAI

広告クリエイティブ自動生成ツール比較|媒体別サイズで選ぶ10選

広告クリエイティブの自動生成ツールは目的で選ぶのが近道です。配信先がMetaだけなら広告マネージャ内蔵のAdvantage+ クリエイティブ、成果予測つきで海外媒体向けに量産するならAdCreative.ai、動画広告ならCreatify、日本語の文字入り画像を媒体別サイズでまとめて作るならドヤ広告画像AIが候補です。

この記事では、広告クリエイティブを自動生成できる10のツール・機能の無料枠と有料の最安価格を、各社の公式ページで2026年10月9日に確認した範囲だけでまとめました。上位の比較記事にはない「サイズ展開の方式(切り抜き・リサイズ・比率ごとに生成)」と「サイズを増やすと利用枠を消費するか」という2つの判断軸、株式会社スリスタの独自調査(n=400)のデータ、社内稟議に貼れる選定チェックリストも載せています。なお、比較対象のうちドヤ広告画像AIは本メディアの運営会社(株式会社スリスタ)の自社サービスです。1枚のバナーをデザインする用途のツール比較はバナー作成AIおすすめ8選で扱っており、この記事は「広告運用で媒体別に量産・差し替える」人向けに絞っています。

30秒で分かる結論

  • 広告クリエイティブの自動生成ツールの差は「絵の上手さ」よりも、媒体別サイズへの展開方法と、サイズを増やしたときの費用の増え方に出ます。

  • Meta・Google・Yahoo!広告には、管理画面の中で画像の拡張やサイズ展開ができるAI機能があります。配信先が1媒体なら、まず内蔵機能から試すのが手堅い順番です。

  • 複数の媒体に同じ訴求を出すなら、外部ツールで一度に作って各媒体に入稿します。成果予測のスコアが欲しいならAdCreative.aiやPencil、配信や入稿まで1つの画面で管理したいならThe Brief(旧Creatopy)が候補です。

  • 社内で手を動かしてデザインを直すならCanva(サイズ変更はCanvaプロ以上)、動画広告ならCreatifyが向いています。

  • URLを入れるだけで、日本語の文字入り画像をMeta・Google・X・LINE・Yahoo!の配置別にまとめて作りたいならドヤ広告画像AI(提供開始から日が浅いサービス、無料:画像1日3枚・月15枚)。ただし動画や配信連携はありません。

  • どのツールでも、生成物は広告審査の承認を保証しません。表記・数字・権利の確認は人が行ってから入稿します。

広告クリエイティブの自動生成とは?従来の制作と何が変わるのか

広告クリエイティブの自動生成とは、商品情報やURL、元の画像からAIが広告用の画像・動画・コピーの案を作り、媒体ごとのサイズにそろえるところまでを自動化することです。従来は「デザイナーに依頼→1サイズを制作→媒体ごとにサイズ違いを作り直し→入稿」という順番で、サイズ違いの作り直しに手間がかかっていました。自動生成ツールは、このうち案出しとサイズ展開を短くします。

ツールは大きく3つの型に分かれます。

  • 媒体内蔵型(Meta Advantage+ クリエイティブ、Google広告のAI画像エディタ、Yahoo!広告の画像生成AI機能):広告管理画面の中で、入稿した画像の拡張やバリエーション作成を行います。追加の契約は不要ですが、その媒体でしか使えません。

  • 広告特化型(ドヤ広告画像AI、AdCreative.ai、Pencil、The Brief、Creatify):URLやブランド情報から広告案を作り、複数媒体向けのサイズで書き出します。成果予測や配信連携を持つものもあります。

  • デザインツール型(Canva):テンプレートとAI機能で人が仕上げ、リサイズ機能でサイズ違いを作ります。

  • AI制作サービス型(サイバーエージェントの極予測AI):自社でツールを操作するのではなく、提供会社が効果予測AIを使って制作から配信まで担います。

従来型の広告AIは、入札や配信先の最適化のように「決まった素材の出し方」を調整するものが中心でした。生成AIは、素材そのもの(画像・動画・コピー)を新しく作れる点が違います。

品質が実用レベルかは用途次第です。背景やレイアウトの案出しは十分に使える一方、画像内の日本語は崩れることがあり、審査を通る保証もありません。Google広告のヘルプも、生成されたアセットが必ず広告ポリシーの審査に通るとは限らないと明記しています。「最後に人が確認する」前提で、作業時間を減らす道具として使うのが現実的です。

広告クリエイティブ自動生成ツール10選の比較一覧(2026年10月9日確認)

以下は、各社の公式ページで2026年10月9日に確認できた情報です。比較サイトからの転記はせず、実機での使い比べもしていないため、使用感ではなく「選ぶための判断材料」をそろえています。公式ページで確認できなかった項目は「公式サイトで要確認」と書いています。税込・税抜の表記がないものは「税表記なし」としています。料金は変わりやすいため、契約前に公式ページを確認してください。各ツールとも「向いている会社/無料枠/有料の最安価格/特徴/弱点」の順でそろえています。

Meta Advantage+ クリエイティブ

  • 向いている会社:配信先がFacebook・Instagramが中心で、広告マネージャの中だけで完結させたい会社。

  • 無料枠:機能そのものの利用料金の記載は公式ページにありません(広告費は別途)。

  • 有料の最安価格:機能の料金表記なし(Meta公式、2026年10月9日確認)。

  • 特徴:広告マネージャ内で、テキスト生成・画像の拡張・画像生成・画像タッチアップなどのAI機能を使い、シングル画像・動画・カルーセルのバリエーションを作れます。公開前にプレビューし、合わない機能はオフにできます。

  • 弱点:Meta以外の媒体には使えません。プレビューは全バリエーションを網羅しないと公式に注記があります。

Google広告 AI画像エディタ(P-MAX/デマンド ジェネレーション)

  • 向いている会社:Google広告のP-MAXやデマンド ジェネレーションを運用していて、画像アセットを管理画面の中で増やしたい会社。

  • 無料枠:機能の料金の記載はヘルプにありません(広告費は別途)。

  • 有料の最安価格:機能の料金表記なし(Google 広告 ヘルプ、2026年10月9日確認)。

  • 特徴:テキストのプロンプトから画像を生成(1回で最大8枚から選択)し、背景の置き換えや切り抜き、アスペクト比の調整ができます。編集内容はメイン画像から他のアスペクト比にも反映されます。プロンプトは日本語に対応しています。

  • 弱点:プロンプトによる生成は、30日以上広告を掲載しポリシー遵守の実績があるアカウントなどが条件で、新規アカウントでは表示されない場合があります。顔や子どもを含む画像は自動的に制限されます。

Yahoo!広告 ディスプレイ広告の画像生成AI機能(LINEヤフー)

  • 向いている会社:Yahoo!広告のディスプレイ広告を運用していて、1枚の画像からサイズ違いを手早くそろえたい会社。

  • 無料枠:1アカウントにつき1か月最大30回(2025年1月のLINEヤフー公式のお知らせ、2026年10月9日確認)。

  • 有料の最安価格:お知らせに機能の料金の記載なし(広告費は別途)。

  • 特徴:入稿した画像を基に、背景を自然に補ってアスペクト比の異なる画像を自動生成します。対応比率はバナー広告が1:1・6:5・16:9・1:2、レスポンシブ広告が1:1・1.91:1です。

  • 弱点:使えるのは広告管理ツールのみで、キャンペーンエディターやAPIでは使えません。生成画像は審査の承認を保証しないと明記されています。お知らせは2025年1月のものなので、現在の提供状況は広告管理ツールで要確認です。

AdCreative.ai

  • 向いている会社:MetaやGoogleなど海外媒体を中心に、成果予測のスコアを見ながら大量の案を比較したい会社。

  • 無料枠:7日間の無料トライアル(10クレジット)。

  • 有料の最安価格:Starter 月額39ドル(月払い、税表記なし。四半期・年払いの割引価格やセール表示もあるため、最新額はAdCreative.ai公式で要確認、2026年10月9日確認)。

  • 特徴:広告クリエイティブの生成、成果を予測するCreative Scoring、商品写真の生成(Product Photoshoots)、競合の広告の調査などを1つのサービスで提供しています。上位プランでは管理できるブランド数が増えます。

  • 弱点:日本語の対応範囲は公式ページで確認できませんでした。料金表示が支払い周期やキャンペーンで複数あり、比較しにくい点に注意が必要です。

Pencil

  • 向いている会社:少人数で、画像・動画・コピーの広告案をまとめて作り、予測スコアを参考に配信したい会社。

  • 無料枠:登録すると、案内に沿って広告を6本まで無料で作れます。

  • 有料の最安価格:Core 月額14ドル(月払い。年払いは月額11ドル相当、税表記なし。Pencil公式、2026年10月9日確認)。月50回の生成。

  • 特徴:テキスト・画像・動画の広告をAIエージェントで作り、Core以上で予測スコアを使えます。AI Auto Resizeで複数フォーマットに展開できます。

  • 弱点:サイズ展開は1フォーマットごとに生成クレジットを1消費します。未使用分は翌月に繰り越せません。配信連携は比較表で「Coming soon」の表示があり、現状は要確認です。

The Brief(旧Creatopy)

  • 向いている会社:複数ブランド・複数サイズのディスプレイ広告を、制作から配信まで1つの画面で管理したい代理店や事業会社。

  • 無料枠:有料プランに7日間の無料トライアル(カード登録不要)。無料プランは確認できませんでした。

  • 有料の最安価格:Create 月額29ドル(年払い348ドル、1席、税表記なし。The Brief公式、2026年10月9日確認)。

  • 特徴:画像・動画・コピー・リサイズ・背景生成のAI機能が全プランにクレジット消費なしで含まれます。上位のAmplify(月額79ドル、年払い)以上で25以上のネットワークへの広告配信と、Meta・Google広告への公開ができます。

  • 弱点:最安プランには広告配信の機能がありません。管理画面や日本語フォントの対応範囲は公式サイトで要確認です。

Canva

  • 向いている会社:社内の担当者がテンプレートを使って自分で直しながら、SNSやバナーのサイズ違いを作りたい会社。

  • 無料枠:無料プランあり。ただしリサイズ機能(マジックリサイズ)は対象外です。

  • 有料の最安価格:Canvaプロ 年額11,800円/1人(税表記なし。Canva公式、2026年10月9日確認)。

  • 特徴:テンプレートとAI機能で人が仕上げる型です。AI広告生成では、URLや商品写真から広告のコピー・画像・動画を作り、Canvaで編集してMetaへ直接公開できます(フル利用はプロ以上、Canva公式)。リサイズは複数サイズを一度に選んで変換できます(Canvaヘルプ)。

  • 弱点:リサイズはプロ・ビジネスなどの有料プランが対象で、使うたびに月間のAI利用上限にカウントされます。広告の成果予測や配信連携はありません。

Creatify

  • 向いている会社:商品ページのURLから、短い動画広告を量産したい会社。

  • 無料枠:月10クレジット(動画広告2本、または画像広告20本まで。書き出しに透かし入り)。

  • 有料の最安価格:Starter 月額39ドル(月100クレジット、税表記なし。Creatify公式、2026年10月9日確認)。

  • 特徴:URLから動画広告を作る機能、AIアバター、読み上げ、台本の自動作成、まとめて作るBatch Modeを備えています。

  • 弱点:対応するアスペクト比や日本語の読み上げ品質は料金ページで確認できず、公式サイトで要確認です。無料枠の書き出しは透かし入りのため、そのまま配信には使えません。

極予測AI(サイバーエージェント)

  • 向いている会社:広告費の規模が大きく、制作と運用を外部のプロに任せたい会社。

  • 無料枠:公式ページに記載なし。

  • 有料の最安価格:公式ページに料金の記載なし(サイバーエージェント公式、2026年10月9日確認)。

  • 特徴:AIが予測した効果が既存の1位のクリエイティブを上回った場合だけ、新しい静止画・動画を納品・配信する仕組みです。検索広告の広告文(極予測TD)やLP(極予測LP)、広告主のルールで審査する審査AIもあります。

  • 弱点:自社で操作するツールではなく、提供会社に依頼する形です。料金や依頼できる条件は問い合わせが必要で、少額の広告運用では検討しにくい選択肢です。

ドヤ広告画像AI

  • 向いている会社:デザイナーがいない会社で、日本語の文字入り広告画像をMeta・Google・X・LINE・Yahoo!の配置別に毎週差し替えたい会社。

  • 無料枠:画像1日3枚・月15枚(改善を含む)、新規コンセプト1日5件。クレジットカードの登録は不要です。

  • 有料の最安価格:プロプラン 月額9,980円(税込)。画像1日50枚・月300枚(改善を含む)、新規コンセプト1日40件、ZIP一括ダウンロード。同じ契約でドヤAIの全サービスのプロプランが使えます(公開ページ、2026年10月9日確認)。

  • 特徴:サービスURLからブランド情報を読み取ってコピー案を作り、配置ごとの目標サイズと同じ比率で生成してから縮小するため、切り抜きによる文字切れが起きません。描かれた文字を読み取って指定と照合し、合わなければ自動で作り直します。AIが画像を採点して改善点を出し、ボタンで改善版を作れます。1つのコンセプトから何サイズ書き出しても1回と数えます。

  • 弱点:提供開始から日が浅いサービスで、導入実績はまだ少ないです。静止画のみで、動画広告や媒体への配信連携、成果予測はありません。文字は画像に直接描き込むため、レイヤーとして後から書き換える使い方には向きません。運営会社(株式会社スリスタ)の自社サービスです。

同じ運営会社のドヤバナーAI(公開ページ)は、10種類の業種テンプレートから訴求の違うA/B/C 3案を同時に作り、6種類のサイズプリセットからPNGで書き出すバナー生成ツールです(無料:月15枚、プロ:月150枚)。公開ページのFAQでは、汎用のバナー生成はドヤバナーAI、媒体別の量産と採点・改善はドヤ広告画像AIと案内しています。

広告クリエイティブ自動生成ツールはどう選ぶ?4つの判断軸

先に「どの媒体に、どの形式で、月に何本出すか」を決めると、候補は2〜3本に絞れます。あわせて、入力してよい情報の範囲(法人向けの管理機能の有無)と、導入後のサポート体制も確認してください。

関連:アプリのインストール広告で月に何点のクリエイティブが必要かは、アプリ広告のクリエイティブ量産で公式仕様から積み上げて詳しく解説しています。

1. 配信先が1媒体か、複数媒体か

配信先がMetaだけ、Google広告だけなら、管理画面に内蔵されたAI機能から試すのが最短です。追加の契約も入稿の手間もありません。同じ訴求を複数の媒体に出す場合、内蔵機能は管理画面ごとに別々の操作になります。複数媒体に出すなら、外部ツールで一度にサイズ違いをそろえる方が手戻りが減ります。

2. サイズ展開の方式:切り抜き・リサイズ・比率ごとに生成

上位の比較記事ではあまり触れられていませんが、広告運用で一番手間がかかるのはサイズ違いの作り直しです。サイズ展開の方式は3つに分かれます。

  • 切り抜き:正方形の画像から横長や縦長を切り出す方式です。手早い反面、端の文字やロゴが切れることがあります。

  • リサイズ(レイアウト再配置):Canvaのマジックリサイズのように、要素を新しいサイズに並べ直す方式です。人が微調整する前提です。

  • 拡張・比率ごとに生成:Yahoo!広告やMetaの画像の拡張のように背景を補う方式や、ドヤ広告画像AIのように目標の比率で最初から生成する方式です。文字切れは起きにくい一方、サイズごとに見た目が少し変わります。

媒体ごとのサイズの一覧は広告バナーサイズ一覧【早見表】にまとめています。候補ツールが、実際に使う配置のサイズを出せるか先に照らし合わせてください。

3. サイズを増やすと利用枠や費用が増えるか(独自の判断軸)

同じ「月50回」でも、サイズ違いの数え方で実際に作れる本数は大きく変わります。2026年10月9日の公式表示では、Pencilはサイズ展開1フォーマットごとに生成クレジットを1消費し、Canvaはリサイズのたびに月間のAI利用上限にカウントされます。The BriefはリサイズがAIツールキットに含まれクレジットを消費しないと案内し、ドヤ広告画像AIは1つのコンセプトから何サイズ書き出しても1回と数えます。

編集部の計算で1回あたりの目安を出すと、Pencil Coreは月額14ドル÷50回で1回約0.28ドル、ドヤ広告画像AIのプロプランは9,980円÷月300枚で画像1枚あたり約33円です。ただし、1案を4サイズに展開するとPencilは4回分を消費します。無料枠で「1つの訴求を、実際に使う全配置に展開したら何回分消費したか」を記録して比べるのが確実です。

4. 静止画・動画・コピーのどれが必要か

静止画だけか、動画も要るか、コピーも作らせたいかで候補が変わります。動画広告まで作るならCreatifyやPencil、テキストも含めて媒体内で自動で組み合わせるならMeta Advantage+ クリエイティブ、日本語の文字入り静止画に絞るならドヤ広告画像AIが当てはまります。

条件別のおすすめ

Meta広告だけを運用しているなら

まずMeta Advantage+ クリエイティブを試してください。広告マネージャの中でテキスト生成や画像の拡張を使えるため、追加の契約が不要です。生成された組み合わせはプレビューで確認し、ブランドに合わない機能はオフにして配信します。

Google広告のP-MAXやデマンド ジェネレーションを運用しているなら

Google広告のAI画像エディタが第一候補です。日本語のプロンプトで画像を生成し、背景の置き換えやアスペクト比の調整ができます。ただし、新規アカウントではプロンプトによる生成が表示されない場合があるため、その間は外部ツールで作った画像を入稿します。

Yahoo!広告で1枚の画像からサイズ違いをそろえたいなら

Yahoo!広告 ディスプレイ広告の画像生成AI機能が向いています。1枚の画像から1:1・6:5・16:9・1:2などの比率へ背景を補って展開します。月30回の上限があるため、回数が足りない月は外部ツールと併用してください。

成果予測のスコアを見ながら大量に案を比べたいなら

AdCreative.aiかPencilが候補です。どちらも生成した案に予測スコアを付ける機能を案内しています。予測スコアは配信前の目安として使います。複数の案を出してテストする進め方はAIで広告バナーを量産する方法も参考になります。

動画広告を量産したいなら

商品ページのURLから動画広告を作るならCreatifyが向いています。無料枠で動画2本まで試せますが、透かし入りなので、配信用には有料プランが必要です。静止画のバナーを動かして使う方法はChatGPT×Seedanceで動くバナーで解説しています。

制作から配信まで1つの画面で管理したい代理店なら

The Brief(旧Creatopy)のAmplify以上が候補です。25以上のネットワークへの広告配信と、Meta・Google広告への公開が含まれます。複数ブランドを扱う場合は、ブランドキットの数(Create 5、Amplify 20)も確認してください。

予算をかけずに少人数で始めるなら

まず使っている媒体の内蔵AI機能と、各ツールの無料枠で試します。続けると決めてから有料プランに移ります。社員数や広告費が増えたら、配信連携のあるツールや制作サービスを検討します。

制作と運用をまとめて外部に任せたいなら

広告費の規模が大きく、社内で手を動かさずに成果の出る素材を増やしたい場合は、サイバーエージェントの極予測AIのようなAI制作サービスが候補です。予測で既存の1位を上回った案だけを配信する仕組みです。料金は公開されていないため、問い合わせて費用の算定方法を確認してください。

社内の担当者が自分で手直ししながら作るなら

Canvaプロが向いています。テンプレートから作ったデザインを、リサイズで複数サイズへ一度に変換し、人が微調整します。AIに任せきるより、手を動かして仕上げたい会社に合います。

デザイナーがいない会社で、日本語の文字入り画像を媒体別にまとめて作るなら

この条件ならドヤ広告画像AIが候補になります。サービスURLを入れて配置を選ぶと、Meta・Google・X・LINE・Yahoo!の配置別の画像を、文字を描き込んだ状態でまとめて作り、媒体別のZIPで受け取れます(ZIP一括はプロプラン)。文字が正しく描かれたかを自動で検査する点も、日本語の文字崩れに悩む会社には合います。ただし提供開始から日が浅く、動画や配信連携、成果予測はありません。これらが必要な場合は、ほかのツールと組み合わせてください。なお、ドヤ広告画像AIは運営会社(株式会社スリスタ)の自社サービスです。

AIで広告を作るメリットと注意点は?

メリットは、案出しとサイズ展開の時間が減り、テストできる案の数が増えることです。配信先や訴求ごとに案を出し分けやすくなり、外注費も抑えられます。一方で、次の3点は入稿前に必ず人が確認します。

  • 入力する情報:顧客の個人情報や未公開の数字は、規約と社内ルールを確認するまで入れない。

  • 権利:生成画像が他社の商標や実在の人物に似ていないか、著作権・肖像権の面で確認する。

  • 表記:価格や割引率などの誤り、偏った表現、時事に合わない表現がないか目視で確認する。

独自調査:広告・マーケティング業界でAIの事故はどれくらい起きているか

株式会社スリスタが全国の会社員400名に実施した調査では、業務で生成AIを使っている広告・マーケティング業界の回答者15名のうち、40.0%(6名)がAIの業務利用で事故またはヒヤリハットを経験していました。AI利用者全体(153名)では33.3%(51名)です。業界別の人数は少なく、1人違うだけで約6.7ポイント動くため、傾向として読んでください。

出典:株式会社スリスタ『企業の生成AI活用実態調査2026』(n=400、うち広告・マーケティング業界のAI利用者15名)。詳細はAI業務利用の事故実態レポートと業界別AI活用ランキングをご覧ください。

経験者51名が挙げた内容(複数回答)では、「機密情報・個人情報をAIに入力してしまった」が37.3%、「AIが生成した誤情報をそのまま納品・公開した」が33.3%、「著作権・引用ルールに抵触する可能性のある出力をしてしまった」が21.6%でした。広告は誤った価格表記や権利に触れる表現がそのまま世に出やすいため、入稿前の確認担当を決めておくことが欠かせません。権利面の確認項目はAI生成バナーの著作権チェック5項目で整理しています。

出典:株式会社スリスタ『企業の生成AI活用実態調査2026』(n=400、うち事故・ヒヤリハット経験者51名)。詳細はAI業務利用の事故実態レポートをご覧ください。

動画:AIで作った画像を動く広告にする方法

静止画の広告クリエイティブを、動画広告の素材として使い回す方法を動画で紹介しています。画像生成AIで作ったバナーの中の人物を動かす手順なので、「静止画のツールを選んだが、リール向けの動画も欲しい」というときの参考になります。

コピペで使える選定チェックリスト(社内稟議用)

以下は編集部が作成した例です。社内でツールを比較・稟議に回すときに、空欄を埋めて使ってください。

【広告クリエイティブ自動生成ツール 選定チェックリスト】(編集部作成の例)
記入日:  年 月 日 / 記入者:

1. 配信先と配置(使うものすべてに印)
 □ Meta(フィード/ストーリーズ・リール)
 □ Google(P-MAX/デマンド ジェネレーション/ディスプレイ)
 □ Yahoo!広告 □ LINE □ X □ その他:
 → 1媒体のみなら、先に媒体内蔵のAI機能を試したか:□はい □いいえ

2. 必要な形式
 □ 静止画 □ 動画 □ 見出し・説明文
 月に必要な本数:訴求  案 × 配置  種類 =   枚

3. サイズ展開の方式(候補ごとに記入)
 ツール名:
 □ 切り抜き □ リサイズ(再配置) □ 拡張・比率ごとに生成
 端の文字・ロゴが切れていないか:□確認済み

4. 利用枠の数え方(無料枠で実測)
 1つの訴求を全配置に展開したときの消費量:  回
 月の上限で作れる訴求の数:  案

5. 費用
 月額(税込/税抜/表記なし を明記):
 ドル建ての場合の換算日とレート:
 既存の契約・広告費に含まれるか:□はい □いいえ

6. 日本語と表記
 □ 画像内の日本語が崩れていないか、全サイズで確認した
 □ 価格・割引率・期間などの表記を、元の資料と照合した

7. 権利と審査
 □ 生成物の商用利用の可否を規約で確認した
 □ 入力した素材(ロゴ・商品写真)の権利を確認した
 □ 媒体の広告ポリシーに照らして確認した(承認は保証されない)

8. 入稿前の確認担当
 表記・数字の確認者:
 最終承認者:

よくある質問

Q. AIでクリック率が高そうな広告画像を自動で作れるツールはありますか?

成果を予測するスコアを付ける機能を持つツールはありますが、クリック率が上がる保証はありません。AdCreative.aiはCreative Scoring、PencilはCore以上で予測スコアを案内しています。ドヤ広告画像AIは、生成した画像をAIが採点して改善点を出す機能があります。いずれも配信前の目安として使い、実際の配信結果で判断してください。

Q. 広告画像を媒体ごとのサイズに自動で変換するには、どうすればいいですか?

1媒体なら管理画面の内蔵機能、複数媒体なら外部ツールでまとめて作るのが手早い方法です。Yahoo!広告は1枚の画像から複数の比率へ背景を補って展開でき、Google広告のAI画像エディタも編集内容を他のアスペクト比に反映します。複数媒体ならCanvaのリサイズ、PencilのAI Auto Resize、The BriefのAI Resize、ドヤ広告画像AIの配置別生成が使えます。

Q. デザインの知識がなくても使えますか?

使えます。URLや商品情報を入れるだけで案が出るツールが多く、Canvaはテンプレートから始められます。ただし、仕上がりの良し悪しと表記の正しさは人が判断します。

Q. 広告クリエイティブの自動生成ツールは無料で使えますか?

多くのツールに無料枠や無料トライアルはありますが、継続して使うなら有料が前提です。Creatifyの無料枠は書き出しに透かしが入り、Canvaの無料プランではリサイズが使えません。媒体内蔵のAI機能は公式ページに機能の料金の記載がなく、広告費の中で使えます(Yahoo!広告は月30回まで)。

Q. AIで作った広告画像は審査に通りますか?

通る保証はありません。Google広告のヘルプとLINEヤフーのお知らせは、どちらも生成画像が広告審査の承認を保証しないと明記しています。表記や表現は、各媒体の広告ポリシーに照らして人が確認してください。

Q. ChatGPTの画像生成だけで広告クリエイティブは作れますか?

1枚ずつなら作れますが、媒体別のサイズ展開や文字の検査は人の作業になります。プロンプトの書き方はChatGPT画像生成プロンプト集、ツールの組み合わせとサイズ展開の手順は広告バナーをAIで作成する方法で解説しています。

Q. 広告クリエイティブの自動生成ツールとバナー作成AIは何が違いますか?

広告クリエイティブの自動生成ツールは、媒体別のサイズ展開や量産、成果予測など「広告運用」のための機能を持つ点が違います。バナー作成AIは1枚のデザインを作ることが中心です。同じ運営会社のサービスでも、ドヤバナーAIは汎用のバナー生成、ドヤ広告画像AIは媒体別の量産と採点・改善の運用型と分けています。

まとめ:配信先の数とサイズ展開の数え方で選ぶ

広告クリエイティブの自動生成ツールは、配信先が1媒体か複数媒体か、サイズ違いをどう作り、何回分として数えるかで使い勝手が大きく変わります。1媒体ならMeta・Google・Yahoo!の内蔵機能から、成果予測が欲しいならAdCreative.aiやPencil、配信まで管理するならThe Brief、社内で手直しするならCanva、動画ならCreatifyが候補です。どのツールでも、表記と権利を人が確認してから入稿してください。

日本語の文字入り広告画像を、Meta・Google・X・LINE・Yahoo!の配置別にまとめて作りたい場合は、運営会社(株式会社スリスタ)の自社サービスであるドヤ広告画像AIも選択肢です。サービスURLを入れるとコピー案と配置別の画像を作り、描かれた文字を自動で検査します。無料プランで画像1日3枚・月15枚まで、クレジットカードの登録なしで試せます。動画や配信連携はないため、必要に応じて上記のツールと組み合わせてください。詳しくはドヤ広告画像AIの公開ページをご覧ください。

記事をシェア

Writer /

この記事の著者

Katsuki.Mitsumori

三森 捷暉(みつもり かつき)

著者プロフィールはこちらから↓
 /author/mitsumori
ドヤマーケ運営・ドヤAI開発者|株式会社スリスタ 代表

ドヤマーケの運営者であり、AIツール群「ドヤAI」の開発者です。専門はBtoBマーケティング、SEO、コンテンツマーケティング、生成AI活用。
2021年、新卒第1号として株式会社Piece to Peace(CarryMe)に入社し、広報・マーケティング・デザイン・コンテンツ制作を横断的に担当。SEO記事、比較記事、ホワイトペーパー、ウェビナー、広告施策を組み合わせた商談創出の仕組み化を推進してきました。

その後、株式会社スリスタ(設立:2025年3月14日/代表:三森 捷暉)を設立。
現在はスリスタにて、オウンドメディア「ドヤマーケ」を運営しながら、記事作成・バナー・スライド・営業リストなどのマーケティング業務をAIで進める「ドヤAI」を開発しています。

スリスタでは、SEO記事制作、比較記事、一次情報設計、バナー制作、構成案作成といったマーケティング業務を、ユーザーが「選ぶだけ」「スワイプするだけ」で進められる設計思想をもとに、AIツールとして実務レベルで実装。
マーケティングを「1人でも回せる状態」にするための仕組みづくりを行っています。

YouTubeでは、AI活用の実務を発信する「【ドヤAI】ミツモリ」と、世の中のSaaSをAIで実際に作ってみる「SaaSは死にましぇん【AI開発】」を運営しています。
ウェビナー・登壇実績
CarryMe主催ウェビナー
URL:https://carryme.jp/webinar58_20251126_ntt_webinar
絶対に失敗しないためのタクシー広告しくじり発表会
PR TIMES掲載イベント
URL:https://carryme.jp/agent/seminar-event/webinar23_20240417_taxi_ads_webinar/