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広告バナーサイズ一覧【早見表】1200×628・横長・縦長

広告バナーは媒体・広告形式・掲載面からサイズを選ぶ

広告バナーのサイズは、配信する媒体・広告形式・掲載面から決めます。Googleの固定サイズ画像広告、レスポンシブ広告の画像素材、SNS広告は別の規格です。1200×628・1080×1080・300×250の3種類で、すべての媒体や掲載面に対応できるわけではありません。

結論:バナーのサイズは「どの媒体の、どの広告形式に入稿するか」で決まります。2026年10月13日に各社の公式ヘルプで確認した代表的な基準は次のとおりです。数値の出典は本文の各節に記載しています。

  • Google広告の固定サイズ画像(アップロード型):300×250、728×90、320×50など公式一覧の寸法で作成し、1枚あたり最大150KB。

  • Googleレスポンシブ広告・Xの独立した画像広告・LINE広告の横長画像:1200×628(約1.91:1)。

  • LINEヤフー広告のレスポンシブ横長:1200×628は入稿できる最小寸法で、推奨は2400×1256。

  • Facebook・Instagramのフィード:縦横比4:5、推奨1440×1800。Instagramストーリーズは9:16、推奨1440×2560。

ネットで見かける「国際標準規格のバナーサイズ一覧」は、規格を定めるIABが2017年に改訂しており、一部のサイズは既に一覧から外れています。詳しくは2章の末尾で説明します。

この記事では、Google、LINEヤフー、X、LINEなどの条件を区別して整理します。Googleの固定画像とレスポンシブ広告の公式仕様は2026年9月16日に再確認しました。その他媒体の既存仕様は2026年9月9日の確認内容です。入稿直前には公式仕様と、利用する広告管理画面の条件を確認してください。

1. 広告バナーサイズ早見表:媒体・広告形式別

幅×高さはpxです。以下は代表的な画像仕様で、全サイズの一覧ではありません。推奨寸法と最小寸法、完成バナーと画像アセットを区別してください。

媒体・広告形式

寸法・容量

Google
固定画像

300×250
336×280
300×600
728×90
320×50 など
最大150KB

Google
レスポンシブ
横長画像

推奨1200×628
最小600×314
最大5,120KB

X
独立した
画像広告

推奨
1200×1200
1200×628

X
ウェブサイト
ボタン付き画像

800×800
800×418

LINE
通常画像

1200×628
1080×1080
600×400
JPG/PNG
10MB以内

LINE
カルーセル

1080×1080
JPG/PNG
10MB以内

Googleのその他サイズ・ロゴ寸法、LINEヤフー、Meta、YouTube、TikTokの注意点と公式出典は各節で確認できます。

Google固定画像の全20サイズ / Googleレスポンシブ画像・ロゴ / SNS広告 / LINEヤフー広告 / 制作依頼シート・記入例 / 入稿エラー対処

比率・ピクセル寸法・容量は別の条件です。16:9と1.91:1を混同せず、公式仕様と入稿画面を確認して書き出してください。

1200×628とは?使える媒体と、1200×630・1440×1800との違い

1200×628ピクセルは、縦横比が約1.91:1の横長サイズです。複数の媒体の公式仕様に登場しますが、媒体によって「推奨寸法」なのか「最小寸法」なのかが異なります。同じ1200×628でも、役割を取り違えると画質不足や入稿エラーの原因になります。

公式仕様に1200×628が記載されている主な媒体

  • Googleレスポンシブ ディスプレイ広告:横長画像(1.91:1)の推奨寸法として1200×628、最小600×314。完成バナーではなく画像素材として登録します(後述の3章)。

  • X(旧Twitter):独立した画像広告の横長の推奨が1200×628です。ウェブサイトボタン付き画像広告は800×418で、同じ横長でも寸法が違います(後述の4章、出典:X広告クリエイティブの仕様)。

  • LINE広告:通常画像の寸法の1つとして1200×628が記載されています。カルーセルは1080×1080のみです(後述の4章、出典:LINE広告の入稿規定)。

  • LINEヤフー広告 ディスプレイ広告(レスポンシブ):1.91:1の入稿可能な最小寸法が1200×628で、推奨は2400×1256です。ここでは1200×628は「下限」なので、作れるなら推奨寸法で書き出します(後述の5章)。

1200×630(リンクのシェア画像)との違い

Webページをシェアしたときに表示される画像(OGP画像)は、広告の入稿規定とは別の仕様です。Metaの開発者向けドキュメントでは、高解像度の端末で表示するために少なくとも1200×630ピクセルの画像を使い、縦横比は1.91:1にできるだけ近づけるよう案内しています。ファイルサイズは8MB以下です(出典:Meta for Developers「Images in Link Shares」、2026年9月30日確認)。1200×628と1200×630は比率がほぼ同じですが、それぞれの仕様に書かれた寸法で書き出してください。

Facebookフィードの画像広告は1200×628が推奨ではない

「Facebook広告=1200×628」と紹介されることがありますが、Metaの広告ガイドでは、Facebookフィードの画像広告は縦横比4:5、推奨解像度1440×1800ピクセル、最小幅600ピクセル、最小の高さ750ピクセル、ファイルはJPGまたはPNGで最大30MBと案内されています(出典:Meta広告ガイド「Facebookフィード 画像」、2026年9月30日確認)。横長の1200×628をそのまま使う前に、掲載面ごとの推奨比率を管理画面で確認してください。

1200×628で1枚作ったときの流用判断

  • そのまま使える可能性が高い:上の一覧で1200×628が推奨として記載されている形式(Googleレスポンシブの横長画像、Xの独立した画像広告、LINE広告の通常画像)。ただし容量・形式・必須素材は媒体ごとに確認します。

  • 書き出し直したほうがよい:1200×628が最小寸法とされている形式(LINEヤフー広告のレスポンシブ1.91:1)。元データから推奨寸法で書き出します。

  • 作り直す:正方形・4:5・9:16が推奨の掲載面。比率が違うため、切り抜きではなく配置から組み直します。

2. Googleディスプレイ広告の固定画像サイズ一覧

Google公式の主要一覧に載る20サイズを形状別に整理しました。GIF・JPG・PNGの画像広告が対象で、最大容量は150KBです。HTML5広告やレスポンシブ素材には、この上限をそのまま当てはめません。

区分

幅×高さ(px)

地域の注意

正方形・長方形

200×200、240×400、250×250、250×360、300×250、336×280、580×400

250×360はスウェーデン、580×400はノルウェーの地域別一覧にも記載

縦長

120×600、160×600、300×600、300×1050

対象地域と入稿画面で利用可否を確認

横長

468×60、728×90、930×180、970×90、970×250、980×120

930×180はデンマーク、980×120はスウェーデンの地域別一覧にも記載

モバイル

300×50、320×50、320×100

対象地域と入稿画面で利用可否を確認

公式には別途、地域別サイズの一覧もあります。上の20種類を「日本で一律に使える全サイズ」と解釈せず、対象地域と使用するサイズを運用担当者に確認してください。出典:Google公式:アップロードするディスプレイ広告の仕様。

サイズの呼び名(レクタングル・ビッグバナーなど)

制作依頼やメディアの資料では、サイズを名称で呼ぶことがあります。Google AdSenseのヘルプでは、主なサイズに次の名称が付いています(出典:Google AdSenseヘルプ「広告サイズのガイド」、2026年9月30日確認)。これは広告を掲載するサイト側の名称で、他社の資料では「リーダーボード」など別の呼び方をすることもあります。依頼時は名称だけでなく、必ず幅×高さも書いてください。

  • 300×250:レクタングル(中)/336×280:レクタングル(大)

  • 728×90:ビッグバナー/970×90:ラージ ビッグバナー(大)/970×250:ビルボード/468×60:バナー

  • 300×600:ハーフページ/300×1050:ポートレート

  • 120×600:スカイスクレイパー/160×600:ワイド スカイスクレイパー

  • 320×50:モバイル ビッグバナー/320×100:モバイル バナー(大)

  • 250×250:スクエア/200×200:スクエア(小)

  • 地域限定サイズ:240×400 レクタングル(縦長)、980×120 パノラマ、250×360 トリプル ワイドスクリーン、930×180 トップバナー、580×400 ネットボード

上の20サイズのうち300×50は、このAdSenseの名称一覧には載っていません。名称が見つからないサイズは、寸法だけで指定します。

300×250と300×600、どちらを優先する?

寸法だけで配信量や成果の優劣は決められません。配信枠、予算、対象者、訴求、リンク先も影響します。必要なサイズを決め、配信後に表示回数・クリック数・コンバージョン数を確認して追加制作を判断します。

「国際標準規格(IAB)」のサイズ一覧は2017年に改訂されている

バナーサイズを調べると、米国のインターネット広告業界団体IABが定めた「国際標準規格」として、180×150、88×31、234×60、125×125などを並べた一覧をよく見かけます。しかしIAB Tech Labは2017年7月に「IAB New Standard Ad Unit Portfolio」(Version 1.1)を公開し、広告枠をピクセル寸法ではなく縦横比と最小・最大サイズの範囲で定義する「Flexible ad sizing」へ移行しました。同文書には、従来の固定サイズの扱いが次のように記載されています(出典:IAB Tech Lab「IAB New Standard Ad Unit Portfolio」2017年7月 Version 1.1、IAB New Ad Portfolio、2026年10月13日確認)。

  • 一覧から外れた(Delist):970×90、180×150、88×31、UAP(Universal Ad Package)、ポップアップ・フローティング広告。

  • 移行中(In Transition)で、縦横比ベースの枠に置き換える予定とされたもの:300×250→1x1、728×90→8x1、300×600→1x2、160×600→1x4、970×250→4x1、300×50・320×50→6x1、300×1050→1x3、120×60→2x1。

ここで注意したいのは、IABの規格と、実際に入稿する媒体の規定は別物だという点です。たとえばIABが一覧から外した970×90は、Googleのアップロード型ディスプレイ広告の仕様には「ラージ ビッグバナー」として今も記載されています(Google広告ヘルプ「アップロードするディスプレイ広告の仕様」、2026年10月13日確認)。制作するサイズは、IABの一覧ではなく、配信する媒体の入稿規定から決めてください。

なお同文書では、固定サイズのピクセル数を2倍密度(2x)で計算する考え方も示されています(例:728×90は728×90×4ピクセル)。高解像度の画面を前提に制作する考え方は、後述のLINEヤフー広告で推奨寸法が最小寸法の2倍になっている点とも共通します。

3. Googleレスポンシブ広告の画像・ロゴのサイズ

画像・見出し・説明文などの素材を組み合わせて広告を生成する形式です。下表は入力する素材の寸法で、配信時の表示サイズではありません。Googleの英語版作成ガイドを出典としています。

素材

記載寸法/最小寸法(px)

容量上限

横長画像(1.91:1)

1200×628/600×314

5,120KB

正方形画像(1:1)

1200×1200/300×300

5,120KB

横長ロゴ(4:1)

1200×300/512×128

5,120KB

正方形ロゴ(1:1)

1200×1200/128×128

5,120KB

正方形画像は、作成ガイド(日本語版・英語版とも)が1200×1200、日本語版の専用仕様ページが推奨600×600と記載しており、差があります。最小寸法は両方300×300です。どちらが最新かは断定せず、推奨寸法と最小条件を区別し、使用する入稿画面の案内を確認してください。

日本語版の仕様表では横長・正方形画像は必須、ロゴは任意です。広告見出し、長い広告見出し、説明文、ビジネス名も準備し、リンク先URLを設定します。画像登録だけで完成とせず、各レイアウトのプレビューで組み合わせを確認します。

出典:Google公式:レスポンシブディスプレイ広告の作成/Google公式:仕様とフォーマットの要件。

素材の登録枚数にも上限があります。日本語版の仕様ページでは、横長画像・スクエア画像はそれぞれ1〜15枚(推奨5枚)、ロゴは正方形・横長それぞれ1〜5枚(推奨1枚)と案内されています(Google広告ヘルプ「レスポンシブ ディスプレイ広告の仕様とフォーマットの要件」、2026年10月13日確認)。1200×628の横長画像を1枚だけ登録するのではなく、訴求や写真を変えた複数枚を用意すると、組み合わせの候補が増えます。

4. SNS広告は、媒体と広告形式を指定して確認する

X(旧Twitter):画像広告の種類を区別する

Xの日本語公式仕様では、独立した画像広告は正方形1200×1200、横長1200×628を推奨しています。ウェブサイトボタン付き画像広告は正方形800×800、横長800×418の記載です。通常の投稿画像と広告の推奨サイズを混同せず、作成画面で選んだ形式に合わせてください。

X広告クリエイティブの公式仕様(2026年9月9日確認)

同じ公式仕様では、すべての画像広告に共通する条件として、ファイル形式はPNGとJPEGを推奨(BMPとTIFFは使用不可)、ファイルサイズは最大5MBと記載されています。アップロードしたGIF画像は静止画像として表示されます。

画像カルーセル広告は、水平方向にスワイプできる最大6つの画像や動画を使える形式で、推奨寸法は1.91:1なら800×418、1:1なら800×800です。1つのカルーセル内では1つの縦横比しか使えないため、横長と正方形を混ぜて作らないようにします(X広告クリエイティブの仕様、2026年10月13日確認)。

LINE:通常画像とカルーセルを区別する

LINE広告の画像は1200×628、1080×1080、600×400が記載されています。カルーセルは1080×1080のみです。画像・カルーセルの形式はJPG/PNG、容量は10MB以内。LINE公式アカウントの投稿や、別の広告メニューの規定を流用せず、対象フォーマットを確認してください。

LINE広告の画像・動画・文字数の入稿規定(2026年9月9日確認)

Facebook・Instagram:フィードとリールを分けて設計する

フィード、ストーリーズ、リールでは表示領域が異なります。Metaのリール広告案内では、9:16の縦長動画と、重要な要素をセーフゾーンに収める設計を紹介しています。画像広告と動画広告の条件は分けて確認し、ピクセル数・容量・トリミングは、利用する掲載面の広告ガイドと管理画面で確認してください。

Meta公式:Facebook・Instagramのリール広告

2026年9月30日時点のMetaの広告ガイドでは、Facebookフィードの画像広告は縦横比4:5、推奨解像度1440×1800ピクセルと案内されています。前述の「1200×628とは?」の節も参照し、フィード・ストーリーズ・リールで比率を分けて用意してください(出典:Meta広告ガイド「Facebookフィード 画像」)。

Instagramの画像広告も、フィードとストーリーズで条件が異なります(2026年10月13日確認)。

  • Instagramフィード:推奨縦横比4:5、推奨解像度1440×1800、最小幅500ピクセル、JPGまたはPNG、最大30MB。縦横比の範囲は400×500(4:5)から191×100(1.91:1)まで、許容誤差は1%です(出典:Meta広告ガイド「Instagramフィード 画像」)。

  • Instagramストーリーズ:推奨縦横比9:16、推奨解像度1440×2560、最小幅500ピクセル、JPGまたはPNG、最大30MB。上部の約14%、下部の約35%、左右それぞれ約6%はテキストやロゴを置かないセーフゾーンとして案内されています(出典:Meta広告ガイド「Instagramストーリーズ 画像」)。

Facebookフィードの最小幅は600ピクセル・許容誤差3%、Instagramフィードは最小幅500ピクセル・許容誤差1%と、同じ4:5でも細かい条件が違います。1枚を両方に使う場合は、条件の厳しい側に合わせて書き出すと確認の手戻りを減らせます。

YouTube:サムネイルと広告用アセットは別に確認する

通常動画のサムネイル用画像を、そのまま広告の共通入稿規格として扱うことはできません。動画広告、ディスプレイ広告、その他のキャンペーンで求められる素材が異なるため、キャンペーンの種類とアセットの入力欄を確認して制作してください。

TikTok:配信先と広告フォーマットを確認する

TikTokの管理画面で扱う広告でも、TikTok本体のインフィード、Pangle、グローバルアプリバンドルでは規定が異なります。旧「静止画広告の規定」URLは現在、CapCut・Fizzoなどを対象とするグローバルアプリバンドルの仕様ページへ移動しています。その画像条件をTikTok本体の全広告に流用せず、実際の掲載先・形式を指定してください。

出典:TikTok公式:グローバルアプリバンドルの静止画広告の仕様。

5. LINEヤフー広告:旧Yahoo!広告のサイズは形式別に確認

LINEヤフー広告 ディスプレイ広告(旧Yahoo!広告)と、前節のLINE広告の入稿条件は混同しないでください。公式解説では、レスポンシブ画像の代表的な条件は次のとおりです。

縦横比

入稿可能な最小寸法(px)

推奨寸法(px)

1:1

600×600

1200×1200

1.91:1

1200×628

2400×1256

3:2

600×400

1200×800

同解説では画像容量は300KB以内を推奨し、最大10MBとしています。300KB超または一辺3,000px超はアップロード時の自動圧縮対象で、圧縮後も300KB以下にならなければエラーになります。最大容量と推奨容量を区別してください。

固定バナー・カルーセル・動画にはそれぞれ別の条件があります。全形式を上表だけで制作せず、LINEヤフー公式:バナー画像のサイズと制作時のポイントから該当形式の入稿規定を確認します。

LINEヤフー広告の固定サイズバナー(画像)

レスポンシブとは別に、固定サイズのバナー(画像)は縦横比ごとに推奨サイズと最小サイズが決まっています。LINEヤフー for Businessの解説(2026年8月13日更新、2026年10月13日確認)に記載された条件は次のとおりです(出典:LINEヤフー for Business「バナー画像のサイズと制作時のポイント」)。

  • 1:1:推奨1200×1200、最小600×600(PC・タブレット・スマホ)

  • 6:5:推奨1200×1000、最小600×500(PC・タブレット・スマホ)

  • 39:5:936×120(推奨・最小とも。PC・タブレット・スマホ)

  • 728:90:1456×180(推奨・最小とも。PC・タブレット・スマホ)

  • 4:15:320×1200(推奨・最小とも。PC・タブレット・スマホ)

  • 1:2:600×1200(推奨・最小とも。PC・タブレット)

  • 16:9:推奨1280×720、最小640×360(PC・タブレット・スマホ)

  • 32:5:推奨1280×200、最小640×100(スマホ)

  • 16:5:推奨1280×400、最小640×200(スマホ)

Googleの728×90と同じ形のバナーでも、LINEヤフー広告では2倍の1456×180で入稿する点に注意してください。Googleの固定画像を流用できると考えず、媒体ごとに書き出します。カルーセルのカード画像は1:1で推奨1200×1200、最小600×600です。

動くバナー(GIFアニメ・HTML5)は媒体ごとに可否が分かれる

静止画と同じ寸法で作っても、アニメーションを入れると入稿できる媒体が変わります。2026年10月13日に公式ヘルプで確認した条件は次のとおりです。

  • Google広告(アップロード型):GIFアニメは固定画像と同じ寸法・最大150KBで、アニメーションの長さは30秒以下、ループさせる場合も30秒で停止、フレームレートは毎秒5フレーム未満です(アップロードするディスプレイ広告の仕様)。

  • Google広告のHTML5広告:ZIPファイルで最大600KB、1つのZIPに含められるファイルは40個までです。利用にはアカウント開設から90日以上、支払い総額9,000ドル(USD)超などの資格要件があります(同ページ)。

  • LINEヤフー広告:バナー・レスポンシブ画像はGIF 89a・JPEG・PNGに対応しますが、GIFアニメーションは入稿・掲載できないと案内されています(LINEヤフー for Business)。

  • X広告:アップロードしたGIF画像は静止画像として表示されます(X広告クリエイティブの仕様)。

動きで見せたい場合は、GIFで作り込む前に、その媒体で動画広告として出す方が条件に合うかを確認してください。動画は画像とは別の入稿規定(縦横比・秒数・容量)があります。

静止画のバナーから動く素材を作る工程は、次の動画で実演しています。画像生成AIで作った1枚を動画生成AIで動かす方法で、出来上がった素材は動画広告の入稿規定に合わせて書き出す前提です。

6. 複数サイズへ展開するときの制作手順

制作依頼にコピーできる入稿チェックシート

「横長のバナーをお願いします」だけでは、完成画像を作るのか、広告システムに渡す画像素材なのかが決まりません。次の項目を制作開始前に埋めてください。未確定の項目は空欄ではなく「要確認」として担当者を決めます。

  • 媒体・広告形式・掲載面・配信地域:

  • 素材の役割:完成バナー/画像アセット/ロゴ/動画/サムネイル

  • 幅×高さ(px)・縦横比・推奨か最小か:

  • ファイル形式・最大容量・静止画かアニメーションか:

  • 必須の文字・価格条件・商品写真・ロゴ:

  • トリミングで切れてはいけない要素:

  • 公式仕様URL・確認日・確認担当:

  • ファイル名・版番号・納品期限・承認担当:

  • 実際の入稿画面でのプレビュー結果:

記入例1:Google固定画像バナー

媒体・形式:Googleディスプレイ広告のアップロード型静止画。素材:文字やロゴを含む完成画像。制作寸法:300×250px。形式:PNGまたはJPG。最大容量:150KB。確認:指定寸法、容量、商品・文字の読みやすさ、遷移先URL、入稿画面での可否。

300×250pxは制作依頼の記入例で、全配信面をカバーするサイズではありません。Google公式:アップロード型ディスプレイ広告の仕様。

記入例2:Googleレスポンシブ広告の横長画像

媒体・形式:Googleレスポンシブディスプレイ広告。素材:画像アセット。制作寸法:推奨1200×628px、最小600×314px。比率:1.91:1。最大容量:5,120KB。画像だけで完成する広告ではなく、見出し・説明文・ロゴなどを別に登録します。

固定画像の150KBを、この画像アセットの上限と混同しないでください。Google公式:レスポンシブ広告の画像・ロゴ要件。

縦横比だけで流用できない例

1200×628pxの画像と1920×1080pxの画像は、どちらも横長ですが比率が違います。前者は約1.91:1、後者は16:9です。1920×1080pxを1200×628pxへそのまま引き伸ばすと、商品や人物の形が変わります。切り抜く場合も、ロゴ・顔・価格・CTAが欠けない配置に組み直します。

サイズを変えたときに見る4つのポイント

  • 横長:見出しと商品を左右に分け、文章を詰め込みすぎない。

  • 正方形:見出し・商品・CTAの優先順を決めて配置する。

  • 縦長:上下の情報順を組み直し、実際の掲載面で重なるUIや切り抜きを確認する。

  • 小さな枠:縮小だけで済ませず、伝える情報を減らして文字の大きさを確保する。

全媒体で共通する固定の安全領域があるわけではありません。掲載面のプレビューを確認し、文字・ロゴ・価格条件が隠れないかを見ます。

入稿エラーが出たときの確認順

  1. 広告形式と素材の役割が正しいか確認する。

  2. 実ファイルの幅・高さ・形式・容量を確認する。拡張子だけを変更しても変換にはならない。

  3. 比率・寸法が違う場合は、元の編集データから書き出し直す。

  4. 容量超過なら圧縮後に文字や商品の輪郭を再確認する。

  5. エラー文と公式仕様を照合する。サイズ条件に合っていても、広告内容の審査が通るとは限らない。

必要なサイズが決まったら、AIでバナーを量産する6案の設計例と制作記録を使って展開してください。サイズを増やす前に、元になる1案の商品・文字・訴求を承認しておくと確認対象を整理できます。

入稿仕様を1枚にまとめる

「SNS用のバナー」だけでは必要な形式を特定できません。媒体・形式・掲載面・寸法・容量を共有してから制作を始めましょう。次は編集部が作成した依頼用テンプレートです。社内でも外注でも、未確定の欄を先に確認します。

【広告バナー制作の依頼テンプレート】
目的・商品・訴求:
ターゲット・配信地域:
媒体/キャンペーン/広告形式:
掲載面:
幅×高さ(px)/縦横比:
ファイル形式/容量上限:
必要点数・訴求の違い:
コピー・ロゴ・写真の支給素材:
必須の条件表示・注記:
リンク先URL:
公式仕様URL・確認日:
納品形式・編集データの要否:
納期・確認担当者:

横長・正方形・縦長は配置を組み直す

単純な引き伸ばしでは商品や文字の形が崩れます。背景、商品写真、ロゴ、コピーを分けて保持し、比率が変わったら配置と余白を調整します。中央に寄せるだけで全掲載面に対応できるわけではありません。媒体のボタンやプロフィール表示との重なりも点検してください。

小さな表示で文字と商品を確認する

制作画面で拡大して読めても、配信時に読みやすいとは限りません。プレビューで文字、ロゴ、価格条件、注記を確認します。特定の文字数や文字の面積を全媒体共通の規定とせず、各仕様に従い、説明は広告文やリンク先とも分担させます。

編集データは「比率ごとのマスター」で持つ

媒体ごとの寸法は多くても、縦横比で見ると数種類にまとまります。寸法ごとに1から作るのではなく、比率ごとにマスターを作り、そこから各媒体の寸法へ書き出すと、修正が出たときの差し替え箇所が少なくなります。次は、本記事で公式ヘルプを確認した数値だけで編集部が作成した書き出しリストです(2026年10月13日時点)。入稿前に各媒体の最新仕様を確認してから使ってください。

【比率別マスターと書き出し先(編集部作成)】
■ 1.91:1(横長)
- Googleレスポンシブ 横長画像:1200×628(最小600×314/5,120KB以下)
- X 独立した画像広告:1200×628(最大5MB)
- X ウェブサイトボタン付き・カルーセル:800×418
- LINE広告 画像:1200×628(10MB以内)
- LINEヤフー広告 レスポンシブ:推奨2400×1256(最小1200×628)
■ 1:1(正方形)
- Googleレスポンシブ スクエア画像:仕様ページ推奨600×600/作成ガイド1200×1200(最小300×300)
- X 独立した画像広告:1200×1200
- X ウェブサイトボタン付き・カルーセル:800×800
- LINE広告 画像・カルーセル:1080×1080
- LINEヤフー広告 レスポンシブ・固定・カルーセル:推奨1200×1200(最小600×600)
■ 4:5(縦長フィード)
- Facebook・Instagramフィード:推奨1440×1800(最大30MB)
■ 9:16(全画面縦長)
- Instagramストーリーズ:推奨1440×2560(上約14%・下約35%・左右約6%に文字を置かない)
■ 固定サイズ(比率マスターから個別に組み直す)
- Google固定画像:300×250/336×280/728×90/300×600/320×50 ほか(各150KB以下)
- LINEヤフー広告 固定:1456×180(728:90)/1200×1000(6:5)ほか
■ 書き出し後の確認
- 実ファイルの幅×高さ・形式・容量
- 入稿画面のプレビューで文字・ロゴ・価格表示が切れていないか

300×250や728×90のような小さい固定サイズは、比率マスターを縮小するだけでは文字が読めなくなります。前の節のとおり、情報を減らして配置を組み直してください。

7. 入稿前のチェックリストとエラー対処

症状・確認項目

確認すること

対応例

アップロードできない

形式・寸法・ファイル容量

入稿欄のエラーに従い再書き出しする

容量が上限を超える

固定画像かレスポンシブ素材か

圧縮し、文字や輪郭の劣化も点検する

文字やロゴが切れる

切り抜きと掲載面UIの重なり

配置と余白を調整し再確認する

比率は合うが不鮮明

元画像の解像度・拡大の有無

高解像度の元データから再制作する

画像登録後も完成しない

必要なテキスト・リンク先・未入力欄

管理画面の必須項目をそろえる

広告とリンク先が食い違う

商品・価格・対象・申込条件

内容をそろえ、リンク先の動作も確認する

寸法を満たすことと、審査を通過すること、成果が出ることは別です。AI画像も、文字や商品表現、権利、媒体のポリシーを確認して利用します。

8. サイズ追加は配信データと制作工数で判断する

制作枚数を一律に決める必要はありません。たとえば必要な2種類の比率で訴求を2案ずつ作るなら4点です。これは編集部による点数の計算例で、推奨枚数や成果の保証ではありません。

配信後はクリック率だけでなく、コンバージョンと費用も確認します。期間・配信面・対象者・予算・コピー・リンク先・計測条件の変更を記録し、条件をそろえて比較してください。表示回数が少ない案を不人気と断定したり、サイズと訴求を同時に変えた差をサイズ単独の効果とみなしたりしないことが大切です。

  • CTR:クリック数÷表示回数。分母も確認する。

  • CVR:コンバージョン数÷クリック数など。分母と計測定義を統一する。

  • CPA:広告費÷コンバージョン数。0件の場合は算出できない。

  • 制作判断:追加サイズの必要性と、制作・確認・修正の工数を合わせて考える。

媒体に合う広告画像を作るなら:ドヤ広告画像AI

配信面と必要なサイズが決まったら、ドヤマーケAIシリーズの「ドヤ広告画像AI」がおすすめです。サービスURLからの画像制作、媒体別の比率に合わせた生成、画像内の文字の検査・再生成を支援します。生成後は、書き出した画像の寸法・容量・文字とロゴの表示を確認し、入稿画面のプレビューで仕上がりを点検してください。

ドヤ広告画像AIの機能と画面

ドヤ広告画像AIの機能・料金・利用枠を確認する

よくある質問

広告バナーは何サイズ作ればよいですか?

配信する媒体・形式・掲載面の必要条件から決めます。3サイズなどの固定セットを全媒体共通で用意するのではなく、運用担当者と入稿仕様を確認してください。

1200×628の画像はどの媒体でも使えますか?

共通で使えるとは限りません。同じ寸法でも形式、容量、必須素材が異なります。Xでも独立した画像広告とウェブサイトボタン付き画像広告では推奨寸法が異なります。

Googleの固定画像とレスポンシブ素材で容量は違いますか?

本記事で扱う固定画像は最大150KB、レスポンシブの画像・ロゴは作成ガイドで最大5,120KBです。HTML5や動画の共通上限として扱わないでください。

正方形は600×600と1200×1200のどちらですか?

Google公式ページ間に記載差があります。作成ガイドの1200×1200と、日本語仕様ページの推奨600×600を本記事では区別しています。両方の最小は300×300で、入稿時には利用画面の条件を確認します。

縦横比を変えるだけでサイズ展開できますか?

引き伸ばしや切り抜きだけでは、文字・商品・ロゴが崩れたり欠けたりします。配置を組み直し、掲載面ごとのプレビューで確認してください。

横長バナーの代表的なサイズは?

Googleの固定サイズの画像広告では、728×90、970×90、970×250、468×60、930×180、980×120が横長の区分です(930×180と980×120は地域別一覧にも記載)。レスポンシブ広告やSNS広告の横長画像では、1200×628(約1.91:1)がよく使われます。前者は完成バナー、後者は画像素材や広告画像で、容量の上限も違います。

1200×628と1200×630は、どちらで作ればよいですか?

用途で決めます。広告の入稿規定に1200×628と書かれていれば1200×628、Webページのシェア画像(OGP画像)ならMetaの開発者向けドキュメントが案内する1200×630以上を基準にします。比率はどちらも約1.91:1ですが、規定の寸法どおりに書き出すと、入稿画面での警告や意図しない切り抜きを避けやすくなります。

バナーを実寸で確認するにはどうすればよいですか?

次の手順で確認できます。1. 書き出したファイルを開き、幅・高さのピクセル数と容量を確認する。2. 画像を拡大・縮小せずに100%で表示し、文字やロゴが読めるかを見る。3. 入稿画面や広告プレビューで、実際の掲載面での見え方を確認する。4. 可能であれば、スマートフォンの実機でもプレビューを見る。制作画面で拡大して見ていると、小さな枠での読みにくさに気づきにくくなります。

バナーの「国際標準規格(IAB)」のサイズは今も使えますか?

IABは2017年に規格を改訂し、180×150や88×31、970×90などを一覧から外しています。ただし実際に入稿できるかどうかは媒体の規定で決まり、たとえば970×90はGoogle広告の固定画像の一覧に今も記載されています。制作前に、配信する媒体の入稿規定を確認してください。

LINEヤフー広告(旧Yahoo!広告)に1200×628の画像は入稿できますか?

レスポンシブ広告の1.91:1では入稿できますが、1200×628は「入稿可能な最小寸法」で、推奨は2400×1256です。高解像度の画面でも粗く見えないよう、作れるなら推奨寸法で書き出します。

GIFアニメのバナーはどの媒体でも使えますか?

使えるとは限りません。Google広告では長さ30秒以下・毎秒5フレーム未満などの条件付きで入稿できますが、LINEヤフー広告ではGIFアニメーションを入稿・掲載できず、X広告ではGIF画像が静止画として表示されます。

Instagramストーリーズ広告の画像サイズは?

Metaの広告ガイドでは、縦横比9:16、推奨解像度1440×2560、最大30MBです。上部約14%・下部約35%・左右約6%はプロフィールやボタンと重なる可能性があるため、文字やロゴを置かないよう案内されています。

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この記事の著者

Katuski.Mitsumori

三森 捷暉(みつもり かつき)

著者プロフィールはこちらから↓
 /author/mitsumori
BtoBマーケティング × SEO × AI活用 専門家|株式会社スリスタ 代表

BtoBマーケティング、SEO、コンテンツマーケティング、生成AI活用を専門とするマーケター/事業責任者です。
2021年、新卒第1号として株式会社Piece to Peace(CarryMe)に入社し、広報・マーケティング・デザイン・コンテンツ制作を横断的に担当。SEO記事、比較記事、ホワイトペーパー、ウェビナー、広告施策を組み合わせた商談創出の仕組み化を推進してきました。

その後、株式会社スリスタ(設立:2025年3月14日/代表:三森 捷暉)を設立。
現在はスリスタにて、AIを活用したマーケティング業務の自動化・省力化に注力しています。

スリスタでは、SEO記事制作、比較記事、一次情報設計、バナー制作、構成案作成といったマーケティング業務を、ユーザーが「選ぶだけ」「スワイプするだけ」で進められる設計思想をもとに、AIツールとして実務レベルで実装。
マーケティングを「1人でも回せる状態」にするための仕組みづくりを行っています。
ウェビナー・登壇実績
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