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ChatGPTで画像を作るプロンプトは、用途・主役・構図・文字・保持する条件を具体的にすると、修正箇所を判断しやすくなります。この記事では、商品モックアップ、SNSバナー、人物、YouTubeサムネイル、インフォグラフィック、アバター、チラシの7用途を紹介します。
本記事の旧掲載例では「ChatGPT Image 2.0」という名称を使用しています。現在利用できるモデルや機能は、利用中のChatGPT画面と公式案内で確認してください。
掲載済みの画像とプロンプトを残し、目的に合わせて書き換えるための入力項目・追加テンプレート・修正例を整理しました。追加例は編集部による補足であり、掲載画像を再生成した指示ではありません。同じプロンプトでも出力は変わるため、公開前に文字や形状を確認してください。
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広告画像を継続して制作する方は、ドヤ広告画像AIもご覧ください。利用条件や現在の機能はサービスページで確認できます。
動画と掲載例の見方
ドヤマーケAI公式チャンネルの画像生成解説動画を掲載しています。動画の画面と記事内の例を見比べながら、プロンプトのどの条件が構図・文字・雰囲気に関係するか確認してください。この記事の追加テンプレートとチェック項目は、動画からの引用ではなく編集部の補足です。

ChatGPT画像生成プロンプトの基本:最初に決める5項目
「おしゃれに作って」だけでは、どこが意図と違うのかを説明しにくくなります。まず次の5項目を決めてから入力します。利用画面の画像生成機能を選ぶか、画像を作成したいことを文章で伝え、必要に応じて参照画像を添付してください。機能の表示や利用条件は利用中のプラン・画面で確認します。
用途:SNS投稿、商品紹介、資料など、どこで何を伝える画像か。
主役:商品・人物・図など、最も見せたい対象。
構図:主役と文字の位置、余白、縦横比。
文字:見出し、日付、価格など、入れたい文言の正確な表記。
保持する条件:商品の形状、ロゴ、指定した数値など、変えてはいけない部分。
以下の条件で画像を作成してください。
用途・掲載先:[掲載先]
主役:[商品・人物・図など]
伝えたい内容:[最も伝えたいことを1つ]
構図と比率:[主役・文字の位置、縦横比]
テイスト・色:[雰囲気、配色、素材感]
入れる文字:[正確な文言/文字なし]
保持する要素:[商品形状、ロゴ、指定した数値]
避ける要素:[不要な装飾・文字・背景]参照画像を使うときは、参考にする部分と、そのまま保持したい部分を分けて伝えます。サイズ指定は希望条件として入力し、書き出された画像の寸法は別途確認してください。
OpenAIの画像生成ガイドも、用途・目的の明示や、維持する箇所を伝えた修正を案内しています。文字組みの調整が多い制作物は、デザインツールでの仕上げを組み合わせます。
ChatGPT以外も候補に入れるなら、ChatGPTとGeminiの画像生成比較で、掲載した5ジャンルの実例と再比較用の指示を確認できます。自分の商品写真・文言で試し、文字の正確さと修正の手間を比べましょう。
画像の生成後に文字や価格を何度も直す用途では、画像生成だけでなく編集機能も判断材料です。バナー作成AI8ツールの無料枠・編集・書き出し条件を確認してから制作環境を選んでください。
テイストを一語で済ませない:デザインスタイルの指定項目
「おしゃれ」「高級感」「ポップ」といった一語のテイスト指定は、受け取り方の幅が広く、意図と違う結果が出ても直す手がかりが残りません。テイストは、配色・レイアウト・禁止事項・文字の扱い・雰囲気の5項目に分けて書くと、どの項目がずれたかを見て修正できます。以下は編集部が作成したテンプレートで、5項目の書き方を示すための架空の例です。
■ デザインスタイル:[一言で。例:ミニマル/レトロ/フラット]
■ 配色:[使う色を2〜3色まで。例:白背景 × 紺 × 薄いグレー。指定外の色は使わない]
■ レイアウト:[余白の量、主役の位置、文字の位置。例:余白を広く取り、主役は中央、見出しは上部]
■ 禁止事項:[入れてほしくないもの。例:グラデーション、装飾的な模様、指定外の文字、写真風の背景]
■ 文字:[入れる/入れない。入れる場合は正確な文言を引用符で]
■ 雰囲気:[誰が見る何の場面か。例:BtoBの提案資料に載せても違和感がない落ち着き]禁止事項を書いておくと、生成のたびに増える装飾を抑えやすくなります。配色をカラーコードで指定する場合も、色数を絞ることが先です。色数が多いと、どの色がブランドカラーなのかが画像から判断できなくなります。
次の動画は、Googleの NotebookLM を使ってデザインスタイル別のプロンプトを紹介したものです。ツールはChatGPTと異なりますが、配色・レイアウト・禁止事項・文字・雰囲気の順に条件を書き分けるという考え方は、そのままChatGPTの指示にも使えます。動画内のテンプレートを、上記の5項目に当てはめて書き換えてみてください。
用途別プロンプト7選:掲載例と改善テンプレート
以下の「既存掲載プロンプト」は、記事に掲載していた指示をそのまま残しています。引用内のブランド名・品質への期待・ダミー情報は、現在の推奨や成果保証を意味しません。実務用に調整する場合は、各節の入力項目と追加例を使ってください。SNSバナーは商品モックアップを参照する指示例で、独立した掲載画像はありません。
用途別の早見表:どのプロンプトを何に使うか
7つの掲載例は、それぞれ「何を守るか」が違います。自分の制作物に近い例から選び、その節の追加例と修正プロンプトを書き換えて使ってください。
1. 商品パッケージのモックアップ:ECの商品ページ、提案資料の完成イメージ。守るのは商品の外形・色・ロゴ。
2. SNS用バナー:Instagramやweb広告の告知。守るのは見出しの文言と比率ごとの配置。
3. 人物・ポートレート:採用ページやサービス紹介のイメージ写真。守るのは手指・目線・持ち物の自然さと、実在人物との混同回避。
4. YouTubeサムネイル:動画の一覧表示で目に入る画像。守るのは縮小時の可読性と、動画内容との一致。
5. インフォグラフィック:調査結果や手順の図解。守るのは数値・単位・項目順で、正確なグラフは作図ツールへ。
6. プロフィール用アバター:SNSやチャットツールのアイコン。守るのは円形表示での余白とシリーズ間の特徴の一致。
7. イベント告知チラシ:印刷を前提にした案内。守るのは日時・場所・連絡先の正確さと、入稿仕様。
迷ったときの目安は次の3つです。実物の写真があるなら1(参照画像を添付する型)、文字が主役なら2・4・7(文言を引用符で固定する型)、数字や手順を伝えるなら5(元データを本文に貼る型)から始めます。3と6は「人物を守る」型で、顔・手・持ち物の確認が中心になります。
ChatGPTのプロンプトを整える価値は、利用実態からも裏づけられます。株式会社スリスタの調査では、複数のAIツールを併用している会社員75名に用途ごとの主使用ツールを尋ねたところ、画像生成ではChatGPT(DALL-E) 65% / Gemini 28% / Midjourney 7%という結果でした。画像生成の主戦場がChatGPTである以上、ChatGPT向けに指示を書き分ける手順を持っておくと、そのまま社内の共通手順にできます(出典:株式会社スリスタ『企業の生成AI活用実態調査2026』(n=400)、職場の生成AIツールシェア実態2026)。
1. 商品パッケージのモックアップ
既存掲載プロンプト
商品パッケージのモックアップ画像を作ってください。
・商品名:オーガニックプロテインバー
・テイスト:ミニマル/クラフト系
・パッケージのフォント感や配色は、Aesop や Apple系のような高級感のあるデザインで
・素材感:自然素材、上質な紙質
・背景はシンプルにして商品が際立つように元の指示では既存ブランド名で雰囲気を指定しています。自社用に調整するときは、余白・紙の質感・色・書体の方向性に分解して伝えると、確認したい条件が明確になります。
自分の用途に合わせて入力する情報:商品の用途、正面・側面の参照写真、形状・色・ロゴ、想定する設置場所、光の方向、掲載先、背景の余白。
編集部の追加例(掲載画像を再生成した指示ではない)
添付した[商品名]の写真を参照して、[ECサイト/提案資料]用のモックアップを作成してください。商品を画面の[位置]に置き、背景を[背景]にしてください。商品の外形・色・ロゴの表記は参照写真に合わせ、付属品を追加しないでください。[方向]から自然な光を当て、[位置]には見出しを後から入れるための余白を残してください。文字は追加しないでください。意図と違ったときの修正プロンプト
現在の構図と背景は維持してください。商品の[誤っている箇所]だけを添付写真に合わせて修正してください。ロゴやパッケージの文字を新しく作り直さず、確認できない箇所は目立たせないでください。完成確認:実物にない機能・付属品がないか/形状と色が一致するか/ロゴが正しいか/提案用イメージと商品実写を混同させないか。
2. SNS用バナー
既存掲載プロンプト
↑で作った商品をそのまま使って、SNS広告用のバナーを作ってください。
・縦長(Instagramストーリー用)
・横長(Web広告用)
・スマホ用バナー
の3サイズを、それぞれ同じ世界観で4枚ずつバリエーション展開してください。複数サイズ・複数案を一度に指定する場合でも、必要な枚数や寸法がそろうとは限りません。まず1サイズで方向性を決め、サイズごとに主役と文字の配置を調整します。
自分の用途に合わせて入力する情報:投稿先、比率、誰への告知か、訴求1点、見出し、開催日・価格等の事実、ブランドカラー、CTA、アプリ上で切れない配置。
編集部の追加例(掲載画像を再生成した指示ではない)
[対象者]に[内容]を知らせるSNSバナーを[比率]で作成してください。主見出しは「[正確な文言]」、補足は「[正確な文言]」です。主見出しを最も目立たせ、背景は[指定]、色は[指定]にしてください。文字を外周に寄せすぎず、スマートフォンで見たときに読みやすい構成にしてください。記載していない価格・実績・割引率は追加しないでください。意図と違ったときの修正プロンプト
主見出しの文言と配色は維持し、背景の装飾を減らしてください。補足文を小さくしすぎず、主見出しと補足の間に余白を増やしてください。新しい文言は追加しないでください。完成確認:スマートフォンで読めるか/告知の目的が1つに絞れているか/日付・料金・リンク先と一致するか/投稿画面で重要要素が切れないか。
3. 人物・ポートレート

既存掲載プロンプト
ブランドモデル用のポートレート画像を作ってください。
・モデル:日本人女性、20代後半、ナチュラル系
・シチュエーション:朝の自然光、白いリネンの服
・テイスト:シンプルかつ落ち着いた上品な雰囲気
・テキストは日本語でキレイに入れてください人物画像を、実在する顧客や社員の写真のように掲載しないでください。日本語の文字を入れる場合は、下記の追加例とは別に正確な文言を指定します。
自分の用途に合わせて入力する情報:使用目的、実在人物か架空人物か、表情、姿勢、服装、背景、画角、保持したい外見の特徴。
編集部の追加例(掲載画像を再生成した指示ではない)
[用途]に使う架空の人物画像を作成してください。[年代の目安]の人物が[場所]で[行動]をしている場面です。表情は[指定]、服装は[指定]、画角は[指定]にしてください。手に持つものは[指定/なし]です。背景は主役より目立たないようにし、文字や企業ロゴは追加しないでください。意図と違ったときの修正プロンプト
顔・服装・背景は維持して、[右手の指/目線/持ち物]だけを修正してください。左右の手のつながりと指の形が自然になるようにし、持ち物は[正確な形]にしてください。完成確認:手・指・目線・持ち物が自然か/意図しないロゴがないか/実在の社員・利用者の写真と誤解させないか。実在人物の参照画像を使う場合は、使用権限を確認する。
4. YouTubeサムネイル
既存掲載プロンプト
YouTubeのサムネイル画像を作ってください。
・動画タイトル:「ChatGPTの画像生成が神すぎる!」
・画面左に「神AI」と黒文字で大きく表示
・右側にAIっぽいビジュアル(ロボット/光るUIなど)
・全体的にクリック率が上がりそうな配色で元の指示の「クリック率が上がりそう」はデザインへの希望です。クリック率の改善を実証するものではありません。動画にない実績や結果は見出しに加えず、実際の視認性を確認します。
自分の用途に合わせて入力する情報:動画テーマ、視聴者、見どころ、短い見出し、人物・商品の有無、顔の向き、配色、16:9、右下等の表示被り。
編集部の追加例(掲載画像を再生成した指示ではない)
[動画テーマ]のYouTubeサムネイルを16:9で作成してください。見出しは「[短い文言]」です。[主役]を[位置]に配置し、見出しとの間に余白を確保してください。背景は[指定]、主な色は[指定]です。動画で扱っていない結果・実績・価格は入れないでください。画面右下には重要な文字を置かないでください。意図と違ったときの修正プロンプト
主役と色は維持してください。見出しを「[より短い文言]」に変更し、文字の背景を単純にして読めるようにしてください。補足の小さい文字は削除してください。完成確認:縮小しても主役と文字が分かるか/動画内容と見出しが一致するか/時間表示と重ならないか。案を比較する場合は、同条件での配信結果がない限り「CTRが上がる」と断定しない。
5. インフォグラフィック
既存掲載プロンプト
Instagramストーリー用の縦長インフォグラフィックを作ってください。
・テーマ:「AI活用のスリーステップ」
・上から順にステップ1/ステップ2/ステップ3
・各ステップにアイコン+短い説明文
・テイスト:フラットデザイン、見やすい配色図の説明文や数字は生成画像だけで正しいと判断せず、原資料と照合します。数値を正確な比率で表すグラフが必要なら、表計算・作図ツールで管理します。
自分の用途に合わせて入力する情報:元データ、出典、比較単位、数値、項目順、読み進める方向、強調点、凡例。
編集部の追加例(掲載画像を再生成した指示ではない)
以下の情報だけを使い、[用途]向けのインフォグラフィックを作成してください。テーマは[テーマ]です。[項目A:内容、項目B:内容、項目C:内容]を[左から右/上から下]に並べてください。数値・単位・項目名を変更せず、存在しないデータを追加しないでください。出典欄には「[出典表記]」を入れてください。矢印は[関係]を表すものだけに使ってください。意図と違ったときの修正プロンプト
全体の配色と項目順は維持してください。[項目名]の数値を「[正しい数値と単位]」に修正し、[箇所]の矢印を削除してください。項目同士に因果関係があるように見せないでください。完成確認:数値と単位が原資料に一致するか/凡例があるか/図形の大きさが数値を誤って表現していないか/相関を因果に見せていないか。正確なグラフが必要な場合は、表計算・作図ツールで数値を管理する。
6. プロフィール用アバター
既存掲載プロンプト
LinkedInなどで使えるビジネスプロフィール用のアバターイラストを作ってください。
・モデル:30代の日本人男性
・服装:ジャケット(カジュアルすぎないビジネスカジュアル)
・背景:シンプルな単色/グラデーション
・テイスト:清潔感のあるイラスト調プロフィールとして使う場合は、本人写真かイメージイラストかが伝わる掲載方法を選びます。顔の一致や同じ人物の再現を保証するものではありません。
自分の用途に合わせて入力する情報:使用サービス、円形表示の有無、キャラクターの特徴、表情、顔の向き、背景色、シリーズで保持する特徴。
編集部の追加例(掲載画像を再生成した指示ではない)
[使用先]のプロフィール用アバターを正方形で作成してください。[外見の特徴]のキャラクターを[テイスト]で描き、表情は[指定]、背景は単色の[色]にしてください。顔を中央に配置し、円形に切り抜いても顔や特徴が切れない余白を残してください。文字は入れないでください。意図と違ったときの修正プロンプト
顔立ち・髪型・配色は維持し、背景だけを[色]に変更してください。顔の周囲に余白を増やして、円形のプロフィール表示でも全体が収まるようにしてください。完成確認:小さい表示でも見分けられるか/円形で切れないか/他のプロフィール素材と特徴がそろうか/不要な文字や装飾がないか。
7. イベント告知チラシ
既存掲載プロンプト
イベントの告知チラシを作成してください。
・内容:高級感を演出するレストランのグランドオープン
・テイスト:イタリアンデザイン/落ち着いた上品さ
・必要な情報:店名、日付、場所、簡単な紹介文(ダミーでOK)
・配色:ベージュ×ダークグリーンなど高級感のある組み合わせ元の指示には「ダミーでOK」とあります。掲載画像はデザイン案として扱い、公開前に実際の店名・日時・場所へ差し替えます。印刷用データの仕様を満たすかは別途確認が必要です。
自分の用途に合わせて入力する情報:配布先、目的、判型、見出し、日時、場所、料金、連絡先、CTA、印刷会社の入稿条件。
編集部の追加例(掲載画像を再生成した指示ではない)
[対象者]に[イベント/サービス]を案内するチラシのデザイン案を作成してください。仕上がりは[判型・縦横]を想定します。見出しは「[文言]」、日時は「[日時]」、場所は「[場所]」、料金は「[料金]」、問い合わせ先は「[連絡先]」です。情報の優先順位は見出し、日時・場所、詳細、問い合わせ先の順です。QRコードは後から正しいものを配置するための空きスペースだけを確保してください。指定していない実績や特典は追加しないでください。意図と違ったときの修正プロンプト
現在の写真・配色は維持してください。日時と会場を読みやすくし、問い合わせ欄の余白を増やしてください。QRコード風の模様があれば削除して、空白にしてください。完成確認:日付・曜日・住所・価格・連絡先が正しいか/実際のQRコードが読み取れるか/原寸で文字が読めるか/入稿先の解像度・塗り足し・色・ファイル形式の仕様を満たすか。生成画像だけで入稿可能と断定しない。
思いどおりにならないときの修正手順
修正依頼では、維持する要素と変更する要素を分けます。複数箇所を同時に変えると、どの指示が結果に関係したか判断しにくくなるため、まず最も大きな問題から直してください。

文字が違う・読みにくい場合
構図と背景は維持してください。[場所]の文字だけを「[正確な文言]」に修正してください。文字の背景を単純にして、読みやすい余白を確保してください。新しい文言は追加しないでください。表記が安定しない場合は、文字なしの背景画像を作り、画像編集ツールで正確な文字を配置します。日付・価格・電話番号などは必ず元情報と照合してください。
日本語の文字を正確に入れる指示の型:文言・位置・分量・書体
日本語の文字が崩れる原因は、指定した文言が絵の説明として解釈される、字形が壊れる、文字数が多すぎる、の順に切り分けます。指示の段階でできる対策は、次の4点を分けて書くことです。
文言:入れる文字を引用符で囲み、「この文字列をそのまま画像内に描いてください」と、描画対象であることを明示する。
位置:どこに、どの大きさで置くかを1か所ずつ指定する。「上部に大きく」「右下に小さく」のように、文字ごとに位置を分ける。
分量:1枚に入れる文字は見出し1つと補足1つまでに絞る。日付・価格・電話番号のような数字列は、画像内に描かず、後から編集ツールで載せる前提にする。
書体:フォント名ではなく、「ゴシック体で太め」「明朝体で細め」のように系統と太さで伝える。指定したフォントが再現される保証はないため、書体が厳密に決まっている制作物は文字を後乗せする。
編集部が作成した指示例です(架空の文言です)。
次の文字列を、画像内にそのまま描いてください。表記を変えたり、別の文字を追加したりしないでください。
・見出し:「秋の相談会」(上部中央、最も大きく、ゴシック体で太め)
・補足:「参加無料」(見出しの下、見出しの半分の大きさ)
上記2つ以外の文字・数字・記号は入れないでください。日付と会場は後から別ツールで載せるため、画像の下部に文字のない帯状の余白を残してください。OpenAIの開発者向けドキュメントには、文字描画は大きく改善したものの、正確な文字の配置と明瞭さで依然として苦労する場合がある(Although significantly improved, the model can still struggle with precise text placement and clarity.)と記載されています(OpenAI Image generation guide)。公式の学習ページ(OpenAI Academy 画像生成)と合わせ、文字の量を減らすほど安定するという前提で工程を組んでください。文字を「描かせる」「載せる」「コードで描く」の3ルートの使い分けと、崩れる原因の4層は、ChatGPTでバナーを作る|日本語が崩れる時の回避策で詳しく解説しています。
商品や人物の形が変わる場合
現在の背景・色・全体の構図は維持してください。添付画像の[対象]を参照し、[修正箇所]だけを直してください。[保持する特徴]は変更しないでください。元画像と並べて、商品形状・ラベル・手指・顔の特徴を確認します。再現が難しい箇所は、実際の写真を使用するなど、掲載目的に合う方法を選びます。
サイズ違いで配置が崩れる場合
この画像の主役と配色を維持し、[比率]の掲載先に合わせて構図を作り直してください。主役は[位置]、見出しは[位置]に置き、画面端には重要な文字を配置しないでください。単に画像を引き伸ばすのではなく、掲載比率に合わせて余白と配置を見直します。生成後の寸法と、掲載画面での切れ方を確認してください。
元写真を維持して一部だけ変える編集プロンプトの型
元の写真を添付して「背景だけ変えたい」「持ち物だけ差し替えたい」という編集は、指示の書き方で結果が大きく変わります。変えたい1点よりも、変えない部分を先に列挙するのが型です。編集部が作成した4段構成のテンプレートです。
添付した写真を編集してください。
【維持するもの】人物の顔立ち・髪型・体格・ポーズ、服の色と形、商品の外形とロゴ、カメラの位置と画角、光の方向
【変更するもの】[1点だけ。例:背景を白いスタジオ背景に差し替える]
【変更範囲】[どこからどこまで。例:人物と商品の輪郭の外側だけ。輪郭の内側は一切触らない]
【禁止】維持するものの再描画、文字やロゴの追加、人物や商品の位置・大きさの変更変更を2つ以上まとめると、どちらの指示が形の変化を招いたか判断できなくなります。背景と持ち物を両方変えたい場合は、背景を変えた結果を確認してから、その画像を添付して持ち物の指示を出します。
OpenAIの開発者向けドキュメントでも、複数回の生成で同じキャラクターやブランド要素の一貫性を保つことや、レイアウトに敏感な構図で要素を正確に配置することに、依然として困難が生じうると記載されています(OpenAI Image generation guide)。元写真の維持は「指示すれば必ず守られる条件」ではなく、「守られたかを毎回確認する条件」として扱います。
元写真から変わってしまったときの直し方
顔・商品・ロゴが変わってしまったときは、変わった画像に重ねて修正を頼まないことが原則です。修正を重ねるほど元の情報から離れます。次の順で戻します。
手順1:元の写真をもう一度添付し直し、「この写真を正とする」と伝える。変わってしまった生成画像は参照に含めない。
手順2:変更を1点に減らす。前回2つ以上を同時に指定していた場合は、最も重要な1つだけに絞って再生成する。
手順3:変更範囲を言葉で狭める。「背景」ではなく「人物の輪郭の外側」、「服」ではなく「上着の色だけ」のように、触ってよい範囲を限定する。
手順4:それでも変わる箇所は、生成に任せない。顔やロゴは元写真から切り出して画像編集ツールで合成する、または実写をそのまま使う。
戻す判断の目安は「2回直しても同じ箇所が変わるかどうか」です。同じ箇所が2回続けて変わる場合、その要素は現在の指示では維持できないと考え、手順4に進みます。ChatGPTとGeminiで同じ元写真・同じ指示を試して、どちらが維持しやすいかを比べる手順はChatGPTとGemini画像生成を比較にまとめています。
公開前チェック:文字・事実・表示サイズを確認する
文字:誤字・脱字・文字の形、見出しと補足の読みやすさ。
事実:日付・価格・住所・数値・商品形状が元情報と一致するか。
表示:スマートフォンやサムネイルサイズで重要な情報が見えるか。
用途:実際の顧客写真・商品実写・調査結果と誤解される見せ方になっていないか。
入稿:印刷する場合は、印刷会社が指定する寸法・解像度・塗り足し・色・ファイル形式を満たすか。
バリエーションの比較では、見た目の好みと配信成果を分けて判断します。配色や見出しを比べる場合は、他の条件をそろえて配信し、結果を確認してから採用案を決めます。
広告制作の進め方を整理したい方は、AIで広告バナーを量産する手順も参考にしてください。
出力の点検チェックリスト:文字・手指・ロゴ・権利
公開前チェックの5項目に加えて、生成画像に特有の見落としを4つの観点で点検します。1枚ずつ、原寸と縮小表示の両方で確認してください。
文字:存在しない漢字や左右反転した文字が混ざっていないか。文字の端が別の文字とつながっていないか。指定していない文字や記号が背景の看板・パッケージ・画面の中に入り込んでいないか。
手指:指の本数、関節の曲がり方、左右の手の対応、持ち物と手の接点が自然か。腕時計・指輪など指定していない装飾が増えていないか。人物が複数いる場合は、手が誰のものか判別できるか。
ロゴ:自社ロゴの形・色・文字が原本と一致するか。指定していない他社のロゴやブランド名、既存のロゴに似た図形が、商品・服・背景に入っていないか。ロゴは生成に任せず、原本データを後から重ねる方が確実です。
権利:実在の人物・キャラクター・作品に似ていないか。参照画像として使った写真の使用許諾があるか。掲載先がAI生成であることの表示を求めていないか。利用しているプランの規約で商用利用の条件を確認したか。
点検で直す箇所が見つかったときは、その箇所だけを対象に「思いどおりにならないときの修正手順」の型で再指示します。権利の論点はAI生成バナーの著作権は大丈夫?商用利用前のチェック5項目で、量産時に点検を回す仕組みはAIで広告バナーを量産する手順で扱っています。
ChatGPTの画像生成プロンプトに関するよくある質問
プロンプトは長いほどよいですか?
長さよりも、主役・用途・構図・文字・保持する条件が矛盾していないことが大切です。最初は重要条件を整理し、結果を見て足りない指定を追加します。
日本語の文字が違う場合はどうすればよいですか?
正しい文言を引用符で囲んで指定し、誤っている場所だけの修正を依頼します。改善が安定しなければ、背景画像と文字を分けて作成し、編集ツールで正確な文字を配置します。
同じキャラクターや商品を維持できますか?
参照画像と保持したい特徴を明示すると意図を伝えやすくなります。ただし、形状・ロゴ・外見が常に一致するとは限らないため、生成後に比較します。
作った画像はそのまま公開・印刷できますか?
文字・数値・商品形状などの内容を確認し、公開先のサイズや印刷会社の入稿条件を満たすか確認してから使用します。必要に応じて画像編集ツールで仕上げます。
元の写真を添付したのに、人物の顔や商品の形が変わってしまいます
維持する部分を列挙してから、変更する部分を1点だけ指定し直してください。変わった画像に重ねて修正を頼まず、元の写真を添付し直して再生成します。2回続けて同じ箇所が変わる場合は、その箇所を生成に任せず、元写真からの切り出しや実写の使用に切り替えます。
生成した画像に、指定していないロゴやブランド名が入っていました
そのまま公開せず、該当箇所を削除して再生成するか、画像編集ツールで消してください。他社のロゴや既存作品に似た図形は、商用利用の前に必ず除きます。自社ロゴも生成に任せず、原本データを後から配置する方が確実です。
まとめ:用途を決めて、生成と確認を分ける
画像生成のプロンプトは、用途・主役・構図・文字・保持する条件をそろえるところから始めます。7つの掲載例を参考に、自分の素材や文言へ書き換え、意図と違う部分だけを修正してください。文字・数値・商品形状の確認や印刷用の仕上げまでを制作工程に含めると、公開前に直すべき点を整理できます。
広告画像の制作を継続する方は、ドヤ広告画像AIの機能を見るからサービスをご確認ください。
著者・運営元情報
三森 捷暉(みつもり かつき)/株式会社スリスタ。【ドヤマーケAI】ミツモリでAI活用に関する情報を発信しています。運営メディア:ドヤマーケ。本記事の追加テンプレート・修正例・確認項目は編集部による補足です。








