Google Analytics
Google Analytics(GA4)とは、Googleが無料で提供するWebサイトのアクセス解析ツールであり、ユーザーの流入経路・行動・コンバージョンを計測・分析してマーケティング施策の効果測定と改善に活用するものです。
読み方: ぐーぐるあなりてぃくす / 英語: Google Analytics
Google Analyticsの詳細
Google Analytics 4(GA4)は、2023年にUniversal Analytics(UA)から完全移行した最新版のアクセス解析ツールです。イベントベースの計測モデルを採用し、Webとアプリを横断した分析が可能です。
GA4の主要機能
1. トラフィック分析
- チャネル別の流入分析(Organic Search / Paid Search / Social / Direct / Referral)
- 流入キーワードの把握(Search Console連携)
- 新規ユーザー vs リピートユーザーの分析
2. ユーザー行動分析
- ページビュー、スクロール率、滞在時間
- ユーザーのサイト内遷移パス(ページ遷移フロー)
- エンゲージメント率(有意義なセッションの割合)
3. コンバージョン計測
- 目標(資料DL、問い合わせ、申込み)のコンバージョン数・率を計測
- コンバージョンまでの平均ステップ数・日数を把握
- アトリビューション分析(どのチャネルがCVに貢献したか)
4. オーディエンス分析
- ユーザーのデバイス・地域・年齢・性別
- 興味関心カテゴリ
- テクノロジー(ブラウザ・OS)
5. 探索レポート
- 自由形式でカスタムレポートを作成
- ファネル分析、経路分析、セグメント比較
- 高度な分析をノーコードで実行可能
BtoBサイトで見るべき5つの指標
1. CV数・CVR(ページ別):どのページがCVに貢献しているか
2. 流入チャネル別CVR:SEO・広告・SNSのどれが最もCVに効率的か
3. ランディングページ別直帰率:初回接触ページの品質を評価
4. コンテンツのエンゲージメント:記事ごとの平均滞在時間・スクロール率
5. CV経路(アトリビューション):CVに至るまでのタッチポイント分析
GA4とUAの主な違い
- セッションベース→イベントベースの計測モデル
- 直帰率→エンゲージメント率に変更
- Web+アプリの統合分析が可能
- 機械学習による予測指標(購入・離脱の確率)
なぜ重要か
「データに基づかないマーケティングは、ギャンブルと同じ」と言われます。GA4はその「データ」を無料で提供してくれる最も基本的なツールです。
BtoB企業がGA4を活用すべき理由:
1. 施策のROI可視化:SEO・広告・コンテンツマーケの各施策がどの程度CVに貢献しているか数値で把握
2. ボトルネックの特定:集客は十分だがCVRが低いのか、そもそも集客が不足しているのかを正確に診断
3. 予算配分の最適化:最もROIが高いチャネルに予算を集中投下する判断材料
4. コンテンツ改善の指針:どの記事が集客・CVに貢献しているかを把握し、注力すべきコンテンツを決定
GA4を正しく設定・活用できていないBtoB企業は非常に多く、これだけで競合との差がつくポイントです。
活用方法
BtoB企業のGA4活用ステップ:
- 初期設定
- GA4プロパティの作成、GTM(Google Tag Manager)経由でのタグ設置
- コンバージョンイベントの設定(フォーム送信、資料DL、電話クリック等)
- Search Console連携、Google広告連携
- 基本レポートの確認(週次)
- トラフィック概要:全体のPV・ユーザー数のトレンド
- 流入チャネル別のセッション数・CVR
- 上位ランディングページのパフォーマンス
- 深掘り分析(月次)
- 探索レポートでファネル分析:LP訪問→フォーム遷移→送信完了の歩留まり
- コンテンツ別エンゲージメント:滞在時間・スクロール率の高い/低い記事の傾向
- デバイス別分析:PC vs モバイルのCVR差異
- 施策への反映
- CVRが高いチャネル→予算増加
- 直帰率が高いLP→LPOの実施
- エンゲージメントが低い記事→リライト対象
ドヤマーケの実務経験
私たちはクライアント企業へのGA4設定・分析支援を提供しています。
コンバージョンイベントの正確な設定から、チャネル別・ページ別のパフォーマンス分析、そしてその先の改善施策の実行まで一貫して支援しています。
当社自身のメディアでもGA4データを月次で分析し、記事のリライト対象選定やCTA改善にダイレクトに反映するサイクルを回し続けています。
現場から得た知見
GA4のデータを見るだけでは成果は出ません。データを見て改善施策を実行→結果を測定→次の改善というPDCAの速度が成果を決めます。
私たちの支援経験では、中小BtoB企業がGA4で最低限見るべきは(1)流入チャネル別CVR (2)ランディングページ別直帰率 (3)コンバージョン経路の3つです。
この3指標を週次で確認し、改善アクションにつなげるだけで十分な効果が出ます。
分析に時間をかけすぎて実行が遅れるよりも、シンプルな分析→素早い実行のほうがトータルの成果は大きくなります。
実績データ
私たちのクライアントでGA4データに基づく改善施策を月次で実行している企業は、データ未活用の企業と比較して6ヶ月後のCVRが平均1.8倍高い結果です。ランディングページ別の直帰率分析から改善対象を特定し、FVのコピー変更を実行した案件では直帰率が平均23%低下しました。
専門家コメント
GA4は無料で使える最強の分析ツールですが、ほとんどの企業が「設定しただけ」で止まっています。重要なのはデータを見ることではなく、データから改善施策を導き出して実行すること。分析の精度を上げることより実行のスピードを上げること。そこが成果を分ける境界線です。
三森 捷暉(みつもり かつき)|BtoBマーケティング × SEO × AI活用 専門家|株式会社スリスタ 代表
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よくある質問
GA4の設定が難しくて使いこなせていません
GA4は初期設定とコンバージョン設定が正しくできていれば、基本レポートだけで十分な示唆が得られます。まずは「トラフィック獲得レポート」と「コンバージョンレポート」の2つだけを週次で確認する習慣をつけましょう。ドヤマーケではGA4の初期設定から分析活用まで一貫して支援しています。
GA4の分析結果をマーケティング施策にどう活かせばよいですか?
最もシンプルな活用法は「CVRが高いチャネルに予算を集中する」ことです。例えばSEO経由のCVRが広告経由の3倍であれば、SEO記事の制作を強化すべきです。ドヤAIのSEOライティングツールを使えば、GA4で特定した注力キーワードの記事を効率的に量産できます。



