戦略

バリュープロポジション

    バリュープロポジションとは、自社の製品・サービスが顧客に提供する独自の価値を、競合と差別化して明文化したものです。

    読み方: ばりゅーぷろぽじしょん / 英語: Value Proposition

    バリュープロポジションの詳細

    バリュープロポジションは「なぜ顧客が競合ではなく自社を選ぶのか」を一文で表現したものです。構成要素は「ターゲット顧客」「解決する課題」「提供する価値」「競合との違い」の4つ。

    BtoBでは機能比較で差がつきにくいため、「導入後の成果」「サポート体制」「業界特化の知見」など実行面での差別化が重要です。

    作成プロセスは、顧客インタビューで「なぜ自社を選んだか」を聞くことから始めます。社内で考えた強みと顧客が感じる価値にはズレがあることが多く、顧客の声をベースにすることで説得力のあるVPが作れます。

    VPはLP・営業資料・広告コピーなど全タッチポイントで統一して使い、一貫したメッセージを発信することが効果を最大化します。

    なぜ重要か

    BtoBの購買担当者は平均6-10社を比較検討します。バリュープロポジションが曖昧だと比較表の中に埋もれ、価格勝負に陥ります。明確なVPがあれば、LPのCVR・営業の受注率・広告のCTRが全て改善します。

    活用方法

    1. 既存顧客5-10社に「なぜ自社を選んだか」「最も価値を感じている点は」をヒアリング
    2. 回答の共通パターンを抽出し「[ターゲット]の[課題]を[方法]で解決し[成果]を実現する」の型でVPを言語化
    3. LP・営業資料・広告のファーストビューにVPを反映し、A/Bテストで最適な表現を検証

    ドヤマーケの実務経験

    ドヤマーケのVPは「戦略だけで終わらない、実行まで伴走するAIマーケティング支援」です。これは顧客ヒアリングで「コンサルに戦略を作ってもらったが実行できなかった」という声が最多だったことから導き出しました。

    現場から得た知見

    VPを考える時間より、VPをLP・広告・営業トークに反映して検証する時間の方が重要です。AIでコピーを10パターン量産し、実際の反応で最適解を選ぶアプローチが最速です。

    実績データ

    VPをLPのファーストビューに反映後、CVRが1.2%→2.8%に改善。営業資料の冒頭にVPを追加したところ、初回商談→2回目商談の移行率が35%→52%に向上。

    専門家コメント

    バリュープロポジションは会議室で考えるものではなく、顧客の声から抽出するものです。そして一度作って終わりではなく、四半期ごとに顧客の反応を見て磨き続けるものです。完璧を目指すより、まず仮説を立てて市場で検証してください。

    三森 捷暉(みつもり かつき)|BtoBマーケティング × SEO × AI活用 専門家|株式会社スリスタ 代表

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    よくある質問

    バリュープロポジションとUSPの違いは?

    USPは「競合にない独自の強み」、VPは「顧客に提供する価値全体」です。VPの方が広い概念で、USPはVPの一部として位置づけられます。

    BtoBでバリュープロポジションが刺さらない原因は?

    多くの場合「機能の羅列」になっていることが原因です。顧客は機能ではなく「自社の課題がどう解決されるか」を知りたいので、成果ベースの表現に変えることが有効です。

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    Writer /

    この記事の著者

    Katuski.Mitsumori

    三森 捷暉(みつもり かつき)

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     /author/mitsumori
    BtoBマーケティング × SEO × AI活用 専門家|株式会社スリスタ 代表

    BtoBマーケティング、SEO、コンテンツマーケティング、生成AI活用を専門とするマーケター/事業責任者です。
    2021年、新卒第1号として株式会社Piece to Peace(CarryMe)に入社し、広報・マーケティング・デザイン・コンテンツ制作を横断的に担当。SEO記事、比較記事、ホワイトペーパー、ウェビナー、広告施策を組み合わせた商談創出の仕組み化を推進してきました。

    その後、株式会社スリスタ(設立:2025年3月14日/代表:三森 捷暉)を設立。
    現在はスリスタにて、AIを活用したマーケティング業務の自動化・省力化に注力しています。

    スリスタでは、SEO記事制作、比較記事、一次情報設計、バナー制作、構成案作成といったマーケティング業務を、ユーザーが「選ぶだけ」「スワイプするだけ」で進められる設計思想をもとに、AIツールとして実務レベルで実装。
    マーケティングを「1人でも回せる状態」にするための仕組みづくりを行っています。
    ウェビナー・登壇実績
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