営業資料

    営業資料(Sales Deck)とは、商談や提案の場で自社サービスの価値・実績・導入メリットを伝え、顧客の購買意思決定を促進するためのプレゼンテーション資料です。

    読み方: えいぎょうしりょう / 英語: Sales Deck

    営業資料の詳細

    営業資料は、マーケティングが獲得したリードを受注に変える「最後の一押し」の武器です。どれだけリードを集めても、商談での提案資料が弱ければ受注にはつながりません。

    営業資料の基本構成

    1. 課題提起(3〜5枚)

    • 顧客が抱える課題を言語化し、共感を得る
    • 業界のデータや事例で課題の深刻さを裏付ける

    2. 解決策の提示(5〜8枚)

    • 自社サービスが課題をどう解決するかを具体的に説明
    • 機能紹介ではなく「顧客にとっての価値」を中心に構成

    3. 実績・事例(3〜5枚)

    • 同業界・同規模の導入事例を具体的な数値付きで紹介
    • ビフォー・アフターの変化を明示

    4. 料金・導入フロー(2〜3枚)

    • 料金体系を明確に提示
    • 導入までのステップとスケジュールを可視化

    5. CTA(1枚)

    • 次のアクション(トライアル・詳細打合せ等)を明確に提示

    営業資料制作のポイント

    • 1スライド1メッセージを徹底する
    • テキスト量を減らし、図解・グラフを多用する
    • 顧客の業界・課題に合わせてカスタマイズできる差し替えページを用意する
    • 数値データを積極的に盛り込み、定量的な訴求を行う

    なぜ重要か

    営業資料が重要なのは、BtoBの購買意思決定が「社内稟議」を通じて行われるためです。

    商談の場にいる担当者が納得しても、その担当者が社内で上申する際に使うのが営業資料です。つまり営業資料は「担当者を説得する道具」であると同時に「担当者が社内を説得するための道具」です。

    担当者が上司や決裁者に説明しやすい構成・データ・事例が含まれた資料は、稟議の通過率を高め、受注率を直接的に向上させます。逆に、分かりにくい資料や自社都合の資料は、稟議の段階で脱落する原因になります。

    活用方法

    営業資料の作成・改善ステップ:

    1. 商談の現場からフィードバックを収集
    • 営業メンバーに「資料のどこで顧客の反応が良い/悪いか」をヒアリング
    • 失注理由を分析し、資料で補強すべきポイントを特定
    • 競合との比較で負けているポイントを把握
    1. 顧客視点で資料を再設計
    • 「機能紹介」ではなく「課題解決」の構成に変更
    • 業界別・課題別のカスタマイズページを用意
    • 数値データ・事例を充実させ、稟議に使える客観性を担保
    1. AIを活用して効率的に量産・改善
    • ベースとなる営業資料をAIで作成し、業界別にカスタマイズ版を量産
    • 商談後のフィードバックに基づいて毎月改善
    • A/Bテスト的に複数バージョンを使い分け、受注率の高い構成を特定

    ドヤマーケの実務経験

    ドヤマーケでは、クライアントの営業資料制作をドヤAIのバナー・コピー機能を活用して支援しています。ベースとなる資料構成を設計し、業界別・課題別のカスタマイズ版をAIで効率的に量産する体制を構築しています。

    現場から得た知見

    営業資料で受注率を変えるのは「デザインの美しさ」ではなく「1枚目の課題提起が刺さるかどうか」という細部です。顧客が「まさにうちの課題だ」と思う1枚目を業界別に10パターンAIで作り、商談相手に合わせて差し替える。この細部の実行が受注率を5ポイント変えます。完璧な1つの資料を作るより、AIで10パターン作って最適なものを選ぶ方が成果は出ます。

    実績データ

    当社クライアントで営業資料をリニューアルした企業では、受注率が平均18%から27%に向上。特に業界別カスタマイズ版を導入した企業では受注率32%を達成し、社内稟議の通過率も改善しました。

    専門家コメント

    営業資料は「作る」ことがゴールではなく「更新し続ける」ことがゴールです。商談のたびに改善点を見つけ、翌日にはAIで修正版を作る。このスピードPDCAが、半年後の受注率を大きく変えます。

    三森 捷暉(みつもり かつき)|BtoBマーケティング × SEO × AI活用 専門家|株式会社スリスタ 代表

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    よくある質問

    営業資料は何ページくらいが適切ですか?

    初回商談用は15〜20ページが目安です。長すぎると集中力が切れ、短すぎると情報不足で社内稟議に使えません。ただし全ページを説明する必要はなく、顧客の関心に合わせてピックアップして説明し、残りは「後で読める資料」として渡すのが効果的です。

    営業資料とホワイトペーパーの違いは何ですか?

    営業資料は「商談の場で使う提案資料」、ホワイトペーパーは「リード獲得のためのダウンロードコンテンツ」です。営業資料は自社サービスの訴求が中心ですが、ホワイトペーパーは業界知識やノウハウの提供が中心で、自社サービスの紹介は控えめにするのが一般的です。

    営業資料のデザインにはどのくらいコストをかけるべきですか?

    初期のデザインテンプレート作成に投資し、その後のカスタマイズや更新はAIツールで効率化するのが費用対効果の高い方法です。重要なのは見た目の美しさよりも「構成の説得力」と「データの充実度」です。ドヤAIのバナー機能などを活用すれば、統一感のあるビジュアルを低コストで量産できます。

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    Writer /

    この記事の著者

    Katuski.Mitsumori

    三森 捷暉(みつもり かつき)

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    BtoBマーケティング × SEO × AI活用 専門家|株式会社スリスタ 代表

    BtoBマーケティング、SEO、コンテンツマーケティング、生成AI活用を専門とするマーケター/事業責任者です。
    2021年、新卒第1号として株式会社Piece to Peace(CarryMe)に入社し、広報・マーケティング・デザイン・コンテンツ制作を横断的に担当。SEO記事、比較記事、ホワイトペーパー、ウェビナー、広告施策を組み合わせた商談創出の仕組み化を推進してきました。

    その後、株式会社スリスタ(設立:2025年3月14日/代表:三森 捷暉)を設立。
    現在はスリスタにて、AIを活用したマーケティング業務の自動化・省力化に注力しています。

    スリスタでは、SEO記事制作、比較記事、一次情報設計、バナー制作、構成案作成といったマーケティング業務を、ユーザーが「選ぶだけ」「スワイプするだけ」で進められる設計思想をもとに、AIツールとして実務レベルで実装。
    マーケティングを「1人でも回せる状態」にするための仕組みづくりを行っています。
    ウェビナー・登壇実績
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