AI・マーケトレンド
30秒で分かる結論
顧客インタビューは「事例記事の素材集め」「ペルソナの精度向上」「プロダクト改善」に効く最強の一次情報源です
進め方は「対象選定→質問設計→当日進行→録音と文字起こし→記事化と共有」の5ステップです
質問は「導入前の課題→選定理由→導入後の変化→今後の期待」の時系列で設計します
録音から記事化まではAIで大幅に時短できます
本記事では、BtoBの顧客インタビューのやり方を5ステップで解説し、そのまま使える質問例とよくある失敗、AIでの記事化までを紹介します。
顧客インタビューの目的と使い道
顧客インタビューで得られる「顧客自身の言葉」は、マーケティングのあらゆる場面で使える一次情報です。主な使い道は3つあります。
導入事例記事の素材(詳しくは導入事例の書き方の記事を参照)
ペルソナの精度向上(実在顧客の言葉で更新する。ペルソナの作り方の記事も参照)
プロダクト・サービスの改善ヒント
三森の実務メモ:インタビューの価値は「自社では絶対に思いつかない言葉」が録れることです。私は顧客が使った言い回しをそのまま広告コピーや記事タイトルに使います。社内で考えたコピーより、顧客の生の言葉のほうがクリック率は高いです。
顧客インタビューの進め方5ステップ
ステップ1:対象を選んで依頼する
成果が出ている顧客、活用度が高い顧客から選びます。依頼時は「宣伝に使う」ではなく「活用方法を教えてほしい」と伝えると受けてもらいやすいです。所要時間(30~60分)と使い道を明記します。
ステップ2:質問を設計する
時系列(導入前→選定→導入後→未来)で10問前後に絞ります。次章の質問例をベースに、その顧客の状況に合わせて2~3問カスタマイズします。
ステップ3:当日は「話の深掘り」に集中する
質問リストを順番に消化するのではなく、面白い話が出たら「具体的には?」「なぜですか?」と掘ります。沈黙を恐れず、相手が考える時間を待つのもコツです。
ステップ4:録音して文字起こしする
必ず録音の許可を取り、Web会議なら録画機能を使います。文字起こしはAIで数分で終わります(議事録作成の記事で手順を解説しています)。
ステップ5:記事化して社内にも共有する
記事の構成と書き方はインタビュー記事の書き方の記事を参照してください。公開用の記事だけでなく、営業・開発への社内共有も忘れずに。1回のインタビューを何度も使い回すのが投資対効果を上げる鍵です。
そのまま使える質問例
導入前の課題
導入前はどんなことに困っていましたか
その課題は業務にどんな影響がありましたか
それまではどうやって対処していましたか
選定理由
何がきっかけで当社を知りましたか
比較したサービスはありますか
最終的な決め手は何でしたか
導入後の変化
導入して最初に感じた変化は何ですか
数字で表せる効果はありますか
社内の反応はいかがですか
今後の期待
今後どんな使い方をしたいですか
当社に期待することはありますか
三森の実務メモ:一番おいしい回答が録れる質問は「導入を迷っている人に何と声をかけますか?」です。顧客が営業担当の代わりにクロージングトークを作ってくれます。この回答はほぼそのまま事例記事の締めに使えます。
よくある失敗3つ
誘導質問をする(「便利ですよね?」と聞くと本音が消える)
質問リストを消化するだけで深掘りしない
録って満足して記事化しない(もったいないの極み)
AIで記事化まで時短する
録音データの文字起こしから記事の構成案・下書きまでは、AIで大幅に時短できます。ドヤマーケAIのドヤインタビューAIなら、録音の文字起こしを入れるだけでインタビュー記事の下書きまで自動生成できます。
動画で学びたい方は、YouTubeチャンネル「ドヤマーケAI」でマーケティングへのAI活用ノウハウを発信しています。
よくある質問(FAQ)
Q. インタビューの所要時間はどれくらいが適切ですか?
30~60分が標準です。60分を超えると相手の負担が大きく、話も散漫になります。質問を10問前後に絞れば45分で十分です。
Q. 謝礼は必要ですか?
BtoBの導入事例では謝礼なしが一般的です。代わりに「記事による露出」「導入企業ロゴの掲載」など相手のメリットを提示します。ギフト券を送る場合は先方の受領規程に注意してください。
Q. オンラインと対面のどちらがいいですか?
品質はほぼ変わりません。録音・文字起こしのしやすさではWeb会議が有利です。表情や社内の雰囲気も撮りたい事例記事なら訪問を検討します。
Q. 断られにくい依頼のコツはありますか?
カスタマーサクセスや営業担当など、関係ができている人経由で依頼するのが最も通りやすいです。「成功事例として紹介したい」という枕詞も効果的です。
まとめ:録って、掘って、使い回す
進め方は「対象選定→質問設計→当日進行→録音と文字起こし→記事化と共有」の5ステップ
質問は時系列で10問前後、当日は深掘り優先
「導入を迷っている人への一言」は必ず聞く
1回のインタビューを事例記事・ペルソナ・社内共有に使い回す
インタビューの録音から記事化まで自動化したい方はドヤインタビューAIをお試しください。

