AI・マーケトレンド
取材の録音を記事にも活用するなら、ドヤインタビュー
会議の決定事項を残す用途に加え、お客様への取材や社内インタビューを記事にしたい方には、ドヤマーケAIシリーズの「ドヤインタビュー」をおすすめします。
公式サービスでは、音声・動画からの文字起こし、話者の整理、Q&Aやストーリー形式の記事ドラフト作成を案内しています。この記事の議事録プロンプトと用途を分け、公開前に発言内容と固有名詞を確認してください。
30秒で分かる結論
Claudeに会議の文字起こしを貼り付け、「決定事項・ToDo・議論の要点」に分けた下書きを作成します。この記事では、議事録全体の整形、決定事項・ToDoの抽出、経営層向け3行要約の3つのプロンプトを紹介します。出力は元の発言と照合し、依頼と合意、未定と記載なしを区別してください。作業時間は生成だけでなく、修正と参加者確認まで含めて評価します。
ただし、文字起こし自体を手作業で作っているなら、そこが最大のボトルネックです。録音から議事録・記事化までまとめて自動化する方法も後半で紹介します。
▶ 動画で学ぶ:AI活用×BtoBマーケティングの実践ノウハウは、YouTubeチャンネル「ドヤマーケAI」でも解説しています。
1. Claudeで議事録を作る前に確認する3つのこと
長文の入力:全文を送れるか、利用中の画面で上限を確認します。分割する場合は議題ごとに区切り、最後に決定事項とToDoの重複・矛盾を照合します。
指示と出力の照合:「決定事項以外を混ぜない」と指定したうえで、出力の各項目が元の発言に基づいているか確認します。
日本語の文体と共有先:敬体・常体を指定し、社外に共有する前に表現、固有名詞、共有してよい情報の範囲を確認します。
レポートや報告書への展開まで含めた使い方は、Claudeでレポート作成する方法で詳しく解説しています。
貼り付ける前に文字起こしを整える
Claudeに渡す文字起こしが整っているほど、決定事項とToDoの取り違えを確認する手間が減ります。文字起こしツールの誤変換を直す校正プロンプトや録音環境の整え方は、AI文字起こしの精度を上げる方法で解説しています。ここでは、議事録に回す直前に確認したい点に絞ります。
話者名を統一する:「話者1」「田中」「田中部長」が混在していたら、どれが同一人物かを対応表にして文字起こしの先頭に添えます。
議題の区切りを入れる:アジェンダがあれば「## 議題1 予算」のような見出しを手で差し込みます。議題ごとに分けて処理するときの境目にもなります。
会議の前提を1か所にまとめる:会議日、参加者と役職、前回の宿題、今回のアジェンダを先頭に置きます。「来週」「次回」を具体的な日付に直すときの根拠になります。
雑談と録音前後の会話を外す:議題と無関係な部分は削除するか「(雑談のため省略)」と置き換えます。どこを削ったかは自分で把握しておきます。
ファイルで渡す:文字起こしはチャット欄に貼るほか、TXT・DOCX・PDFなどのファイルとして添付できます(対応形式はClaude公式ヘルプ「Upload files to Claude」に掲載)。同じページの対応形式一覧に音声ファイルは含まれていないため、録音は先に文字起こしツールでテキストにします。
議題ごとに分けて作った議事録を1本にまとめるプロンプト
長い会議を議題ごとに分けて処理した場合は、最後に次のプロンプトで統合します。各パートの議事録を順番に貼り付けてください。
以下は、1つの会議を議題ごとに分けて作成した議事録のパートです。1本の議事録に統合してください。
# 統合のルール
- 同じ内容の決定事項・ToDoは1つにまとめ、どのパートに出てきたかを(パート1)のように残す
- パート間で食い違う決定事項・担当者・期限は統合せず、「矛盾あり:要確認」として両方を並べる
- 各パートに無い情報を追加しない
- 出力形式:会議概要/決定事項/ToDo(担当者・内容・期限)/議論の要点/要確認事項
# パート1
(ここに貼り付け)
# パート2
(ここに貼り付け)2. 基本プロンプト:文字起こしを議事録に整形する
次のプロンプトの末尾に文字起こしを貼り付けます。会議日・目的・確認できた発言者名も添えてください。話者が不明な箇所は推測で埋めず、「話者不明」と残します。生成後は、決定事項・担当者・期限の根拠となる発言を照合してから共有します。
あなたは議事録作成の専門家です。以下の会議の文字起こしを議事録に整形してください。
# 出力フォーマット
## 会議概要(日時・参加者・目的を1〜2行で)
## 決定事項(箇条書き。決まっていないものは含めない)
## ToDo(担当者・期限・内容の形式。発言に記載がない項目は「要確認」、未定と明言された項目は「未定」と明記。依頼のみで合意が確認できないものは「依頼事項」と区別)
## 議論の要点(論点ごとに3行以内)
# 制約
- 文字起こしにない情報を推測で補わない
- 数字と固有名詞は原文のまま使う
# 文字起こし
(ここに貼り付け)3. 用途別プロンプト2選
決定事項とToDoだけを抜き出す
会議の全体像より「次に何をするか」だけ欲しいときはこちらです。
以下の会議の文字起こしから「決定事項」と「ToDo」だけを抜き出してください。
- 決定事項:会議で合意された内容だけ。検討中の案は「継続検討」として分ける
- ToDo:担当者・期限・内容を表形式で。発言から特定できない場合は「要確認」と書く
# 文字起こし
(ここに貼り付け)経営層向けの3行サマリー
役員報告やチャットでの共有には、3行に圧縮したサマリーが便利です。
以下の議事録を、経営層向けに3行で要約してください。
1行目:会議の結論/2行目:事業への影響/3行目:次のアクションと期限
専門用語は必要に応じて説明し、数字は元の議事録に明記されたものだけ使ってください。結論・影響・担当者・期限が確認できない場合は「要確認」と記し、推測で補わないでください。
# 議事録
(ここに貼り付け)4. 精度を上げる3つのコツ
話者名を残したまま貼る:発言の帰属が分かるとToDoの担当者の精度が上がります
会議の目的を1行添える:「新機能の仕様決め」の一言で要点の選び方が変わります
フォーマットを固定する:毎回同じ出力形式にすると、チームのテンプレとして運用できます
三森の実務メモ:議事録を運用するときは、「推測で補わない」「決定と検討中を分ける」を指示に含め、出力にも守られているか確認します。指示を書いても誤りがなくなるわけではありません。不明点は「要確認」のまま残し、参加者に確認してから確定版を共有してください。
共有前に確認する6項目
決定事項に、検討中の案や依頼だけの発言が混ざっていないか。
ToDoの担当者と期限に根拠となる発言があるか。
「来週」「次回」を、会議日を確認せず具体的な日付に変えていないか。
数字・固有名詞・否定表現が元の記録と一致するか。
会話に出ていない情報を「未計測」「未定」と断定していないか。
不明点を参加者に確認し、修正を反映してから共有する手順になっているか。
確認が必要な項目は「項目/根拠となる発言/確認状況」の3列で別にまとめると、参加者に質問する内容を整理できます。
プロジェクト機能で議事録の型を固定する
毎回プロンプトを貼り直していると、文言が少しずつ変わり、出力の形もぶれます。Claudeの「プロジェクト」機能を使うと、議事録用の指示と参考資料を1か所に置き、そのプロジェクト内のチャットで共通して使えます。
公式ヘルプ「What are projects?」では、プロジェクトに文書やテキストをアップロードできる「プロジェクトナレッジ」と、応答の仕方を指定できる「プロジェクト指示(project instructions)」が説明されています。プロジェクトは無料プランを含むすべての利用者が使え、無料プランで作成できるのは5つまでと案内されています。チームでの共有はTeam・Enterpriseプラン向けの機能です。同じヘルプで新しい版のプロジェクト機能を段階的に提供中とも案内されているため、画面や仕様は利用時に公式ヘルプで確認してください。
議事録用プロジェクトの設定手順
会議の種類ごとにプロジェクトを作る:「定例会議の議事録」「商談記録」のように分けると、指示が混ざりません。
プロジェクト指示に出力形式と制約を書く:チャットでは文字起こしと会議の前提だけを渡せば済むようになります。
ナレッジに参加者名簿と用語集を置く:社名・製品名・部署名・人名の正しい表記を一覧にしておくと、固有名詞の表記ゆれを確認しやすくなります。
確定版の議事録を見本として置く:参加者確認まで済んだ議事録を1本登録し、指示に「形式は見本に合わせる」と書きます。
プロジェクト指示の例です(編集部が作成した例です)。
このプロジェクトでは、会議の文字起こしから社内向けの議事録を作成します。
# 必ず守ること
- 出力は「会議概要/決定事項/ToDo(担当者・内容・期限)/議論の要点/要確認事項」の順
- 文字起こしに無い情報を推測で補わない。担当者・期限を発言から特定できないものは「要確認」
- 合意された内容と、検討中・依頼だけの内容を分ける
- 人名・社名・製品名の表記はナレッジの「参加者名簿・用語集」に合わせる。名簿に無い固有名詞は原文のまま残し、要確認事項に挙げる
- 形式はナレッジの「議事録見本」に合わせる
# 入力
チャットでは、会議日・参加者・目的と文字起こしを渡します。ナレッジに置いた見本や名簿は、そのプロジェクトのチャットで参照されます。何を置いてよいかは、次の節の入力ルールに沿って決めてください。
機密情報を含む会議をClaudeで扱うときのルール
会議の文字起こしには、取引先名、金額、人事の話題、個人名が入りがちです。株式会社スリスタの調査で、業務でAIを使った際の事故・ヒヤリハット経験者51名に内容を尋ねたところ、最も多かったのは「機密情報・個人情報をAIに入力してしまった」37.3%(19名)でした。
出典:株式会社スリスタ『企業の生成AI活用実態調査2026』(n=400)。詳しい集計は業務AI事故・ヒヤリハット実態2026で公開しています。
プランによる学習利用の違いを確認する
Anthropicのプライバシーセンターでは、個人向けプランと商用プランで、会話データの扱いを分けて説明しています。
個人向けプラン(Free・Pro・Max):プライバシー設定の「Model Improvement」で利用者が許可した場合などに、チャットがモデルの改善に使われます。シークレット(Incognito)チャットは、この設定に関わらずモデルの改善に使われないと案内されています(公式:個人向けプランの説明)。
商用プラン(Claude for Work、Anthropic APIなど):既定では入力・出力をモデルの学習に使わないと案内されています。フィードバックボタンで報告した場合などは例外として記載があります(公式:商用プランの説明)。
業務でどのプランを使ってよいかは、会社のAI利用ルールで決めます。ルールが無い場合は、生成AI活用ガイドラインのテンプレートを参考に、入力してよい情報の範囲から決めてください。
貼る前に伏せ字へ置き換える
社内ルールで固有名詞を伏せる必要がある場合は、置き換えの対応表を手元にだけ残し、Claudeには置き換え後の文字起こしを渡します。対応表そのものは、チャットにもプロジェクトのナレッジにも入れません。
【手元に残す対応表(AIには渡さない)】
取引先A =(実際の社名)
人物B =(実際の氏名)
製品X =(実際の製品名)
金額は「金額1」「金額2」に置き換え
【Claudeへの追加指示】
文字起こし中の「取引先A」「人物B」「製品X」「金額1」などは伏せ字です。
伏せ字はそのまま出力し、実名や金額を推測して補わないでください。議事録ができたら手元で伏せ字を戻し、戻し間違いがないかを元の文字起こしと照合してから共有します。
5. 文字起こしごと自動化する:音声を渡すだけにする
ここまでの方法は「文字起こしがすでにある」ことが前提です。実際には、録音を文字に起こす作業がいちばん時間を食います。ドヤインタビューAIは、取材音声の文字起こしから、媒体に合わせた記事ドラフトの作成までを支援するサービスです。お客様インタビューや社内報の記事化を進めたい場合の選択肢になります。会議の決定事項・ToDoを残す議事録とは出力の目的が異なるため、この記事のプロンプトと使い分け、原文との照合を行ってください。
三森の実務メモ:取材の記事化は「録音→文字起こし→構成・下書き→発言内容の確認→公開」の工程に分けて管理します。AI導入の効果は、生成時間だけでなく、聞き直しや修正、取材先の確認にかかった時間も記録して判断してください。
取材音声を記事にする流れは、動画「【文字起こしが不要に】AIでインタビュー音源を一瞬で記事にする方法はこれだ!【NotebookLM】」でも取り上げています。動画で使っているツールはClaudeではなくGoogleのNotebookLMです。録音から記事までの工程を確認する参考としてご覧ください。
【出力例】文字起こしが議事録になるまで
プロンプトの指示と確認方法を示すための会話例です。下のAfterは編集上の確認・修正を加えた議事録例であり、特定モデルの未編集の出力や精度の実測結果を示すものではありません。
貼り付けた文字起こし(Before)
田中:先月の資料DL数、目標には届いてないですね。
佐藤:はい、ただ問い合わせの質は上がってる感覚があります。
田中:感覚じゃなくて数字で見たいな。商談化率って出せます?
佐藤:出せます。来週までにまとめます。
田中:あと新しいホワイトペーパー、いつ出す?
佐藤:まだ企画段階です。テーマも固まってなくて。
田中:じゃあテーマだけ次回持ってきてください。生成結果を確認・修正した議事録(After)
## 会議概要
資料ダウンロード数と次の対応についての会話。発言者:田中、佐藤。会議日時は記載なし。
## 確認・依頼事項
・佐藤は商談化率を来週までにまとめると回答。共有する場は発言から確認できない。
・田中は佐藤に、ホワイトペーパーのテーマ案を次回持参するよう依頼。
## ToDo
| 担当 | 内容 | 期限 |
| 佐藤 | 商談化率をまとめる | 来週まで(具体日を要確認) |
| 佐藤 | ホワイトペーパーのテーマ案を用意する(依頼事項) | 次回(具体日を要確認) |
## 議論の要点
・田中によると、先月の資料ダウンロード数は目標未達。具体的な数値は発言内にない。
・佐藤は問い合わせの質が上がったと感じている。裏付けの数値はこの会話では提示されていない。
・ホワイトペーパーは企画段階でテーマ未定。公開日はこの会話では確認できない。ポイントは、発言にある内容と確認が必要な内容を分けることです。「来週まで」は会議日と具体日を確認し、「次回持ってきて」は依頼として記録します。数値が会話に出ていないことは、計測していないことを意味しません。上の例は、こうした補完を避けるために編集上の確認・修正を加えたものです。実際の出力も元の文字起こしと照合してください。
議事録づくりの本当の価値はここにあります。整形して読みやすくすることではなく、決まっていないことが決まっていないと分かる状態にすることです。
会議の種類別・基本プロンプトへの足し方
会議ごとに別のプロンプトを用意する必要はありません。基本プロンプトに1行足すだけで、それぞれの会議に合った議事録になります。
定例会議:「前回からの変化があった項目を冒頭にまとめてください」
→ 毎回同じ議題が並ぶ定例では、変わった点だけ先に読めると価値が出ますキックオフ:「役割分担と、次回までの各自の宿題を担当者ごとに整理してください」
→ 決定事項より「誰が何を持ち帰ったか」が重要な会議です障害対応・トラブル対応:「時系列(何時に何が起きたか)を最初に整理し、原因と再発防止策を分けてください」
→ 後で振り返る前提なので、時刻の並びが最優先になります顧客との打ち合わせ:「顧客の発言と自社の発言を分けて記載し、宿題は自社側・顧客側に分けてください」
→ どちらのボールか曖昧なまま進むのが、案件が止まる最大の原因です
なお1on1については、そもそも議事録を残さない判断も含めて先に決めておくことをおすすめします。話しにくくなるくらいなら、本人の合意のうえで「ToDoだけ残す」に留めるほうが目的に合います。
会議の種類別プロンプト:定例・商談・1on1・取材
1行足すだけでは足りない会議は、出力の形そのものを変えます。基本プロンプトの「出力フォーマット」部分を次のものに差し替えて使ってください。「制約」(推測で補わない、数字と固有名詞は原文のまま)はそのまま残します。
定例会議:前回のToDoが進んだかを確認する
定例会議の議事録で最も読まれるのは、前回決めたことが進んだかどうかです。前回の議事録と今回の文字起こしを両方渡します。
# 出力フォーマット
## 前回ToDoの状況(前回議事録のToDoを1件ずつ「完了/継続/未報告」に分類。今回の文字起こしで言及が無いものは「未報告」とし、推測で完了にしない)
## 今回の決定事項
## 新しいToDo(担当者・内容・期限)
## 次回に持ち越す議題
# 前回の議事録
(ここに貼り付け)
# 今回の文字起こし
(ここに貼り付け)商談:顧客の発言と自社の推測を分ける
商談の記録はSFAやCRMに転記することが多いため、項目を固定しておきます。顧客が実際に言ったことと、自社側の受け止めを混ぜないことが要点です。
# 出力フォーマット
## 商談概要(顧客名・参加者・商談の目的)
## 顧客が述べた課題・要望(顧客の発言に基づくものだけ)
## 予算・導入時期・社内の決め方(発言があったものだけ。無ければ「言及なし」)
## 自社の宿題(担当者・内容・期限)
## 顧客側の宿題(担当者・内容・期限)
## 次回の予定(日程が確定していなければ「未定」)
# 追加の制約
- 顧客の関心度や受注の見込みを推測で書かない
- 自社が説明した内容は、顧客が同意したかどうかを区別して書く1on1:本人と合意した項目だけを残す
1on1では、悩みや評価に関わる発言を要約すると、本人の意図と違う形で残ることがあります。記録の範囲を本人と決めたうえで、出力を次のように絞ります。
# 出力フォーマット
## 合意したアクション(誰が・何を・いつまでに)
## 次回までに確認すること
# 追加の制約
- 体調・家庭・人間関係・評価に関わる発言は要約せず、出力に含めない
- 発言者の気持ちや意図を推測して書かない
- 出力の最後に「この内容を記録に残してよいか本人に確認してください」と1行書く取材・インタビュー:発言を原文のまま残す
取材の記録は、後で記事や導入事例を書くときの引用元になります。要約より、発言を原文で残すことを優先します。
# 出力フォーマット
## 取材概要(取材先・話し手・テーマ)
## 主な発言(話題ごとに、話し手の発言を原文のまま抜き出す。言い換えや要約はしない)
## 数字・固有名詞・時期の一覧(文字起こしの表記のまま。公開前に取材先へ確認する項目として)
## 記事の見出し候補(主な発言に基づくものを5つまで)
# 追加の制約
- 話し手が言っていない結論や感想を加えない
- 引用は文字起こしの文言から変えない(「えー」「あの」などの削除のみ可)どの種類でも、出力は元の発言と照合し、参加者(取材では取材先)の確認を経てから共有します。
よくある質問(FAQ)
Q. 無料版のClaudeでも議事録の整形はできますか?
A. できます。ただし無料版は利用量の上限が低いため、長い会議を毎日処理するならClaude Proなどの有料プランが現実的です。
Q. 機密情報を含む会議の内容を貼っても大丈夫ですか?
A. 社外のAIサービスに入れる以上、社内ルールに従うのが前提です。固有名詞のマスキングや、入力を学習に使わないプラン・設定の利用が一般的です。ルール整備がまだなら、AIガイドラインのテンプレートを参考にしてください。
Q. ChatGPTとClaudeはどちらが議事録向きですか?
A. 一律に優劣は決められません。同じ文字起こしと指示で、決定事項の取り違え、担当者・期限の補完、長文末尾の抜け、修正に要する時間を比較してください。本記事では両サービスの同条件での実測比較は行っていません。別の組み合わせを検討する際の観点は、ChatGPTとGeminiの比較記事でも解説しています。
Q. 話者が分からない文字起こしでも使えますか?
A. 使えます。ただしToDoの担当者が特定できないため、プロンプトに「担当者が発言から特定できない場合は『要確認』と書く」を必ず足してください。これが無いと、文脈から担当者を推測して書いてしまうことがあります。次回以降は、録音時に「では田中さんお願いします」のように名前を口に出す運用にすると精度が上がります。
Q. 日本語と英語が混ざる会議はどうすればいいですか?
A. 「議事録は日本語で作成し、製品名・技術用語は原文の表記のまま残す」と指定します。出力後は人名・数値・否定表現と専門用語を原文で確認してください。英語版を作る場合も、確認済みの日本語版から翻訳し、原文を読める担当者が意味の変化や抜けを点検します。
Q. 録音した音声ファイルをClaudeに直接渡せますか?
A. Claude公式ヘルプ「Upload files to Claude」の対応形式一覧(PDF・DOCX・TXTなどの文書と画像)に、音声ファイルは含まれていません。録音は文字起こしツールでテキストにしてから、TXTやDOCXで添付するか本文に貼り付けてください。
Q. 長い会議で、後半の決定事項が抜けたときはどうすればいいですか?
A. 長い文字起こしでは、出力が前半の議題に偏り、後半の決定事項やToDoが抜けることがあります。議題ごとに分けて処理し、前述の統合プロンプトで1本にまとめると、抜けを議題単位で確認できます。分けずに処理した場合も、「文字起こしの後半に出てきた決定事項とToDoを改めて列挙してください」と追加で頼み、元の発言と照合してください。
まとめ:議事録は「貼るだけ」の仕組みにする
コピペプロンプトで下書きを作り、元の発言との照合と参加者確認を行う
決定事項・ToDo・要点の3点セットをテンプレ化する
文字起こしから先はツールで自動化する
会議の記録に加え、取材音声をお客様インタビューや社内報の記事に活用したい方は、ドヤインタビューの機能・使い方をご覧ください。文字起こしから記事ドラフトまでを支援します。公開前には発言内容の照合と取材先の確認を行ってください。
参考調査:職場での生成AI利用
議事録作成への導入を判断する際は、一般的な生成AIの利用状況と、議事録の正確性や作業時間の効果を分けて考えます。以下の調査は職場での生成AI利用を知る参考資料であり、本記事のプロンプトやClaudeの議事録作成性能を検証した実験ではありません。割合を読む際は、各設問の回答対象・回答数・複数回答の有無を確認してください。
同じ調査で、複数のAIツールを併用している75名に「議事録・要約」で主に使うツールを尋ねた結果は次のとおりです。
ChatGPT:48%
Copilot:38%
Gemini:14%
AI利用者153名に業務で使うツールを複数回答で尋ねた設問では、Claudeは7.8%でした。これらはツールの利用状況を示す数字で、議事録の正確さを比べたものではありません。
出典:株式会社スリスタ『企業の生成AI活用実態調査2026』(n=400)。全クロス集計は職場の生成AIツールシェア実態2026、プレスリリースはPR TIMESで公開中。
▶ 動画で学ぶ:知らないと損!AIで提案資料を量産する時代がもう来てます【Claude×パワポ】(ドヤマーケAI)


