AI・マーケトレンド
30秒で分かる結論
キーワード選定とは「どの検索語で上位を狙うか」を決める作業で、記事の成果の8割はここで決まります
手順は「軸キーワードの洗い出し→候補の拡張→検索意図の分類→競合チェック→優先順位付け」の5ステップです
狙い目は月間検索ボリューム100~1,000のロングテールキーワードです
これからは検索順位だけでなく、ChatGPTなどのAI回答に引用されるかも見据えて選びます
本記事では、無料ツールだけで完結するキーワード選定の5ステップと、AI検索時代ならではの選び方を解説します。選定後の書き方はSEO記事をAIで書く方法の記事をご覧ください。
キーワード選定が成果の8割を決める理由
どれだけ良い記事を書いても、狙うキーワードを間違えると読まれません。検索されない言葉で1位を取ってもアクセスはゼロ、大手がひしめく言葉では上位に入れないからです。
逆に、検索する人が一定数いて、かつ競合が弱いキーワードを選べば、中小企業のサイトでも十分に上位を狙えます。キーワード選定は「書く前の勝負」です。
三森の実務メモ:初心者がやりがちなのが「ビッグキーワードから狙う」ことです。「SEO」「営業」のような1語キーワードは大手メディアの独壇場で、後発が勝てる余地はほぼありません。最初は3語の組み合わせ(例:SEO キーワード選定 やり方)から狙うのが定石です。
キーワード選定の5ステップ
ステップ1:軸キーワードを洗い出す
自社の商品・サービスに関係する軸になる言葉を10~20個書き出します。自社サービス名、解決する課題、顧客が使う言葉の3方向から出すと漏れがありません。顧客が実際に使う言葉は、営業やサポートへの問い合わせ文面が宝の山です。
ステップ2:候補を拡張してボリュームを調べる
軸キーワードをツールに入れ、関連キーワードと月間検索ボリュームを取得します。無料ならラッコキーワードとGoogleキーワードプランナーの組み合わせで十分です。ここで候補を100個以上に広げます。
ステップ3:検索意図で分類する
候補を「知りたい(情報収集)」「比較したい(検討)」「買いたい(購入直前)」の3つに分類します。アクセスを集めるのは情報収集キーワード、売上に直結するのは検討・購入キーワードです。両方をバランスよく持つのが理想です。
ステップ4:競合の強さを確認する
実際に検索して上位10件を見ます。大手メディアや公式サイトばかりなら撤退、個人ブログやQ&Aサイトが混ざっていれば勝ち筋ありです。上位記事が質問に正面から答えていないキーワードは最大のチャンスです。
ステップ5:優先順位を付けて記事化する
検索ボリューム、競合の弱さ、自社サービスとの近さの3つで優先順位を付けます。最初の10記事は、ボリューム100~1,000で自社サービスに近いものから書くのがおすすめです。
三森の実務メモ:私は優先順位付けで「CVまでの距離」を最重視しています。月間10,000回検索される情報系キーワードより、月間100回でも検討系キーワードのほうが問い合わせは何倍も入ります。アクセス数は気持ちいいだけで、事業を支えるのは検討系です。
無料で使えるキーワード選定ツール
ラッコキーワード:関連キーワード・サジェストの洗い出しに。無料プランでも十分使えます
Googleキーワードプランナー:月間検索ボリュームの取得に。Google広告アカウントがあれば無料です
Googleサーチコンソール:すでに流入があるサイトの「惜しいキーワード」発見に。表示回数が多く順位が低いものが狙い目です
Googleトレンド:季節性・話題性の確認に
有料ツールは記事数が増えて運用が本格化してから検討すれば十分です。まずは無料の組み合わせで始めましょう。
AI検索時代のキーワード選定
ChatGPTやPerplexityで調べ物をする人が増え、検索されるキーワードだけでなく「AIに聞かれる質問」も見据える必要が出てきました。
「~とは」「~ やり方」のような質問型キーワードはAI回答に引用されやすい傾向があります
会話調の長い質問(例:中小企業でもSEOで勝てますか)を想定したFAQを記事に入れます
自社がAIの回答にどれだけ登場するかは実測できます(測定方法はAI言及率の実測調査記事で解説しています)
AI回答に引用されるための対策全般は、LLMO対策の入門記事にまとめています。キーワード選定の段階から検索とAIの両にらみで選ぶのが2026年の標準です。
選定後の記事制作を効率化するには
キーワードを選んだあとの構成案づくり・執筆・入稿は、AIで大幅に効率化できます。ドヤマーケAIのドヤ記事作成なら、キーワードを入れるだけでSEOとLLMOの両方を考慮した記事を自動生成できます。
動画で学びたい方は、YouTubeチャンネル「ドヤマーケAI」でマーケティングへのAI活用ノウハウを発信しています。あわせてご覧ください。
よくある質問(FAQ)
Q. キーワードは1記事にいくつ狙えばいいですか?
メインは1記事1キーワードです。近い言い回し(やり方・方法・手順など)は同じ記事でまとめて拾えますが、検索意図が違うキーワードは別記事に分けます。
Q. 検索ボリュームが0のキーワードは書く意味がないですか?
意味がある場合があります。ツールの数値は概算で、実際には検索されているロングテールも多いです。とくに自社の顧客が使う専門的な言葉は、ボリューム0でも問い合わせにつながることがあります。
Q. キーワード選定にAIは使えますか?
使えます。軸キーワードの洗い出しや検索意図の分類はChatGPTやClaudeが得意です。ただし検索ボリュームの数値はAIには分からないため、ツールでの実測と組み合わせるのが前提です。
Q. 選定したキーワードはいつ見直しますか?
3~6ヶ月ごとの見直しをおすすめします。順位と流入をGoogleサーチコンソールで確認し、伸びない記事はキーワードの再選定かリライトを行います。
まとめ:選定で8割が決まる
手順は「軸出し→拡張→意図分類→競合確認→優先順位付け」の5ステップ
狙い目は月間ボリューム100~1,000の検討系ロングテール
無料ツールの組み合わせで十分始められる
2026年は検索順位とAI回答の両にらみで選ぶ
キーワードが決まったら、あとは書いて公開するだけです。執筆の効率化にはドヤ記事作成を、書き方の手順はSEO記事をAIで書く方法の記事をご覧ください。

