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ChatGPTとGASでGoogleフォームを自動作成する方法【2026年版】アンケートを10分で用意する手順

Webのアンケートフォームを作る作業は、地味に時間を食います。項目を並べ、選択肢を用意し、必須設定を入れ、セクションを分ける。中身を考える時間より、フォームを組み立てる作業のほうが長くなることも珍しくありません。

この記事では、ChatGPTとGoogle Apps Script(GAS)を組み合わせて、Googleフォームを一撃で生成する方法を解説します。あわせて、同じ内容を紙で配れる印刷用シートにする手順もまとめました。慣れれば10分で、Web版と紙版の両方が揃います。

30秒で分かる結論

  • ChatGPTに「このアンケートをGASで作って」と頼むと、フォームを生成するコードが返ってくる

  • そのコードをGoogle Apps Scriptに貼って実行するだけで、Googleフォームが自動で出来上がる

  • 実行ログにフォームURLと編集URLの2つが出る。回答用と修正用で使い分ける

  • 同じチャットで「紙で印刷する用の画像も作って」と続ければ、印刷版のヒアリングシートも作れる

  • プログラミングの知識は不要。コードは読まずにコピーして貼るだけでよい

なぜフォーム作成は時間がかかるのか

フォーム作成が面倒なのは、1つひとつの操作が単純なわりに、数が多いからです。設問を追加し、回答形式を選び、選択肢を打ち込み、必須のトグルを入れる。この繰り返しが10問、20問と続きます。

さらに、社内で使うアンケートは「Webで集めたいが、現場には紙で配りたい」というケースが多く、同じ内容を2つの形式で用意する手間が上乗せされます。ここをまとめて短縮できるのが、今回の方法です。

用意するもの

  • ChatGPT … アンケートの設計と、フォームを生成するコードの作成

  • Google Apps Script … 受け取ったコードを実行する場所

  • Googleフォーム … 生成物。自分で開く必要はなく、自動で作られる

いずれも追加の契約は不要です。Googleアカウントがあれば始められます。

ステップ1:ChatGPTにGASのコードを作らせる

最初にやることは、作りたいアンケートの中身をChatGPTに伝えることだけです。設問と回答形式を書き出し、「GASで作って」と添えます。

たとえば1on1の事前ヒアリングシートなら、次のような依頼になります。

以下の内容でGoogleフォームを作成するGAS(Google Apps Script)のコードを書いてください。

【フォーム名】1on1 事前ヒアリングシート
【設問】
・氏名(記述式・必須)
・所属部署(記述式・必須)
・現在担当している業務内容(段落)
・業務状況について近いもの(ラジオボタン/余裕がある・ちょうどよい・やや厳しい・かなり厳しい)
・感じている課題(チェックボックス/業務量・スキル・人間関係・評価・キャリア・その他)
・詳細があれば記入してください(段落)
・うまくいったこと、うまくいかなかったこと(段落)

※コードのみを出力してください

ポイントは、回答形式(記述式・ラジオボタン・チェックボックス・段落)まで指定しておくことです。ここを省くと形式が想定と変わり、あとから直す手間が増えます。必須にしたい項目も、この時点で書いておきます。

送信すると、GASのコードが返ってきます。中身を理解する必要はありません。次の工程でそのまま貼るだけです。

ステップ2:Google Apps Scriptに貼って実行する

手順は4つです。

  • 検索で「GAS」と調べ、Google Apps Script(Google for Developers)を開く

  • 「新しいプロジェクト」をクリックする

  • 最初から書かれているコードをすべて消し、ChatGPTのコードを貼り付けて保存する

  • 「実行」を押す

初回は、Googleアカウントへのアクセス許可を求める確認が出ます。自分のアカウントで自分のフォームを作る操作なので、内容を確認したうえで許可すると実行に進みます。

実行が終わると、画面下の実行ログにURLが2つ表示されます。ここまでで、Googleフォームはもう完成しています。

ステップ3:出てきた2つのURLを使い分ける

実行ログには、フォームURLと編集URLが並んで出力されます。役割が違うので、混同しないようにしてください。

  • フォームURL … 回答者が開く画面。社内や取引先に配るのはこちら

  • 編集URL … 設問を修正する画面。自分だけが開く

フォームURLを開くと、依頼した設問がそのまま並んだアンケートが出来上がっています。編集URLを開けば、後から文言や形式を調整できます。「所属部署」を「所属部署(正式名称で入力してください)」に書き換える、選択式をプルダウンに変える、といった微調整はこちらで行うほうが早いです。

ChatGPTに何度も作り直させるより、細かい表現の詰めは編集画面でやったほうが確実です。大枠をAIに作らせ、仕上げを手で整える、という分担が現実的です。

ステップ4:紙の印刷版も同じチャットで作る

現場に紙で配りたい場合は、コードを作らせたチャットの続きで「紙で印刷する用の画像も作ってください」と依頼します。同じ会話の中なので設問を貼り直す必要はありません。

記入日、氏名、所属部署、業務内容、選択式の設問、自由記述までを含んだヒアリングシートが画像で出てきます。右上のダウンロードボタンから保存して印刷すれば、そのまま使えます。

Web版と紙版の設問がずれないのが、この作り方の利点です。別々に作ると、どちらかを直したときにもう一方の修正が漏れます。

つまずきやすいところ

  • コードを貼る前に、元から入っているコードを消していない … 全選択してから貼り付ける

  • 実行しても何も起きない … 保存を押していないことが多い。保存してから実行する

  • 設問の形式が想定と違う … 依頼文で回答形式を書いていない。形式まで指定して作り直す

  • 選択肢を後から増やしたい … ChatGPTに戻さず、編集URLから直接足すほうが速い

なお、この方法で自動化できるのは作成までです。配布と回収、集計の呼びかけは人の仕事として残ります。作成が10分で終わる前提に立って、空いた時間を回収の設計に回すのが実務的な使い方です。

三森の実務メモ:この手順で効いたのは、時間短縮そのものより「アンケートを作るハードルが下がったこと」でした。以前は、思いついても作るのが面倒で見送っていた社内アンケートが、いまは思いついたその場で形になります。1on1の事前ヒアリング、施策の振り返り、研修後のアンケート。作るのが軽くなると、実施する回数が増えます。結果として溜まる情報量が変わってくるので、時短の効果は分単位の削減より大きいと感じています。

動画で学ぶ

実際の操作画面つきで、ChatGPTへの依頼からGASの実行、出来上がったフォームの確認までを通しで解説しています。

【ChatGPT×GAS】Googleフォームを一撃で作る方法|アンケート作成を自動化

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よくある質問(FAQ)

Q. プログラミングの知識がなくても大丈夫ですか?

大丈夫です。コードは読まずにコピーして貼り付けるだけで動きます。ただし、貼り付ける場所(Google Apps Scriptの新しいプロジェクト)と、保存してから実行するという順番だけは覚えておいてください。

Q. 会社のGoogleアカウントで使えますか?

組織の設定によってはGoogle Apps Scriptの利用や外部連携が制限されている場合があります。実行時にエラーが出る場合は、情報システム部門に利用可否を確認してください。

Q. 作ったフォームの回答はどこに溜まりますか?

通常のGoogleフォームと同じで、フォームの回答タブとスプレッドシートに蓄積されます。この作り方をしたからといって、回答の扱いが変わることはありません。

Q. 社外の相手に送るアンケートにも使えますか?

使えますが、個人情報を集める場合は通常どおり利用目的の明示や社内規程の確認が必要です。フォームの作り方が変わっても、収集する情報の扱いに関するルールは変わりません。

Q. 設問を大幅に変えたくなったら作り直しですか?

数問の修正なら編集URLから直すほうが速く、構成ごと変えるならChatGPTに依頼し直して新しいフォームを作るほうが速いです。目安として、半分以上の設問を入れ替えるなら作り直しをおすすめします。

まとめ:作成を10分にして、回収に時間を使う

ChatGPTにアンケートの中身とGASでの生成を依頼し、返ってきたコードをGoogle Apps Scriptに貼って実行する。これだけでGoogleフォームが出来上がります。同じチャットで印刷用の画像も作れば、Web版と紙版が同時に揃います。

フォーム作成は、時間はかかるのに成果に直結しない作業の典型です。ここを10分に圧縮して、浮いた時間を「どう回収するか」「集まった声をどう使うか」に回してください。アンケートの価値は、作る速さではなく、集まった後の使い方で決まります。

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この記事の著者

Katuski.Mitsumori

三森 捷暉(みつもり かつき)

著者プロフィールはこちらから↓
 /author/mitsumori
BtoBマーケティング × SEO × AI活用 専門家|株式会社スリスタ 代表

BtoBマーケティング、SEO、コンテンツマーケティング、生成AI活用を専門とするマーケター/事業責任者です。
2021年、新卒第1号として株式会社Piece to Peace(CarryMe)に入社し、広報・マーケティング・デザイン・コンテンツ制作を横断的に担当。SEO記事、比較記事、ホワイトペーパー、ウェビナー、広告施策を組み合わせた商談創出の仕組み化を推進してきました。

その後、株式会社スリスタ(設立:2025年3月14日/代表:三森 捷暉)を設立。
現在はスリスタにて、AIを活用したマーケティング業務の自動化・省力化に注力しています。

スリスタでは、SEO記事制作、比較記事、一次情報設計、バナー制作、構成案作成といったマーケティング業務を、ユーザーが「選ぶだけ」「スワイプするだけ」で進められる設計思想をもとに、AIツールとして実務レベルで実装。
マーケティングを「1人でも回せる状態」にするための仕組みづくりを行っています。
ウェビナー・登壇実績
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